風のように・・・

旅行、ドライブ、温泉

朝の妖精・・・

2006-01-13 | cafe日記

 

風も息をひそめ・・・

冷たく張りつめた・・・

夜明け前の大気をゆらし・・・

静かに陽が昇る・・・

雲を突き抜け 空高く・・・

まばゆい 光の矢が放たれる・・・

刻々と色を変える東の空に・・・

研ぎ澄まされた 剣にも似た・・・

・・・ひとすじの光・・・

闇をはらい 暁の光に染まった空から・・

ゆっくりと 風が流れ出し・・・

朝の妖精達を いざなう・・・

朝の妖精達は 風にのり・・・

雲の間から ゆつくりと天使の梯子を渡り

地上に 朝の優しい光を届ける・・・

今日一日が幸せでありますように・・・

 

 

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宇宙 (そら)

2005-12-01 | cafe日記

 

どこまでも・・

澄み切った 夜空に満天の星・・

空一杯に 散りばめられた・・

小さな光 ・・・光・・・

揺らめきながら・・・

煌めきながら・・・

遙かかなたの 宇宙より(そら)

静かな メッセージを送り続ける・・・

偉大な 母の心にも似て・・

限りなく優しい慈愛の光を放ちなら・・・

星達は囁く・・・

人々は いにしえの昔より・・

星の神話を 語り伝え・・

星達の歌う詩を・・・口ずさむ・・

暗い夜空を見上げ・・

星に語りかけ・・

微笑み・・涙し・・

そして星に願いを・・・

母なる宇宙(そら)・・・

魂の故郷・・・

やすらかな 時の流れの中で・・・

大きな宇宙(そら)にいだかれて眠れ・・

 

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・・・沈黙・・・

2005-11-16 | cafe日記

 

街に冷たい木枯らし吹き始め・・・

落ち葉達がカラカラと音をたて・・・

乾いたアスファルトの上を・・・

走り回っている・・・

泣かないで・・・ 私の恋心・・・

淋しいと・・・ふるえないで・・・

・・・ごめんなさいね・・・

あなたを届けられなかった・・・

大切に守り続けたかった・・・

傷つけたくなかった・・・

もう、そんなに苦しまないで・・・

もう、そんなに悲しまなくていいから・・

白く冷たい 小さな雪が・・・

風にのりフワフワと舞いはじめたら・・・

あなたを ときはなしてあげる・・・

純白の雪が全てを包み込み・・・

沈黙の時が 訪れる・・・

優しい 雪に包まれて・・・

静かに静かにそっとおやすみ・・・

春の風を待ちながら・・・

 

 

 

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真昼の月

2005-10-25 | cafe日記

 

遠く高く澄んだ青空に・・・

真昼の透き通った月が浮かぶ・・・

白く透明な月・・・

青々としていた森が鮮やかに染まり・・・

秋風に黄金のさざ波を立てる・・・

ススキの野原・・・

波の音だけが響き・・・

繰り返し白い波が打ち寄せるだけの砂浜

移りゆく地上の姿を・・・

遙かかなたの空の上から・・・

静かに見つめている・・・

白く透き通った真昼の月・・・
 

 

 

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笑顔

2005-09-15 | cafe日記

 

深い 深い 藍染めの・・・

空に浮かんだ 横顔だけの お月様・・・

時々横切る 白い雲に・・・ 

小さな小さな 隠れんぼ・・・

星達は 気付いても 知らんぷり・・・

秋の夜は 静かに流れ・・・

夜露に濡れて 光る庭草に・・・

隠れて 小さな虫たちが・・・

綺麗な 声で歌います・・・

優しい 優しい 子守歌・・・

爽やかに 吹きぬける・・・

秋の 夜風に 歌をのせ・・・

天空まで 届けさせましよう・・・

歌が 聞こえたら・・・

・・・お月様・・・

まんまる お顔を こちらに向けて・・・

小さな 虫たちに 笑顔をあげて・・・

心寂しい 秋の夜だから・・・

 

 

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