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サンチョパンサの憂鬱

女達にアイロニーを……

大学生辺りの時代に良く聞いた曲を今、聞き直せば妙に恥ずかしい……。
恥ずかしいのに胸苦しくなる郷愁は抑え難くもあり……。

特に四畳半ソングといわれた恋愛を扱っているモノ……時代の若者の小市民的な『君さえ居れば……』的な感覚は、オイルショックが冷や水を浴びせてくれたモノだけど……。

それからユーミンによってラグジュアリー化されプチセレブ感覚で化粧されバブルへの準備は整った。

なごり雪だの二十二才の別れなんぞも……結局何時までも幼児傾向を引きずってる男を置き去りにして、女達は、『食える生活へ鞍替え』した感覚は否めない。

学生運動のようにそれまであった、男が壮大なホラ吹きに近い夢とやらを語り、女はうっとりそれを見詰めてるなんて図式は虚構だとオイルショックが教えてくれた。

以来……若い男達は音楽の様な一部のジャンルを除いてそんな夢を語る人種は絶滅してしまった感がある。

結局、今の時代……四畳半ソングと揶揄された男と女の、恋愛ゲームしかハラハラドキドキって探し様がないのかも知れないな……。

かといって、大人の生活が始まる迄のガキで居れる時代を貪る感覚じゃ、ドキドキなんて望むべくもない。
僕が君を守ったり、大丈夫!と励ましたりする恥ずかしい関わり方なんかじゃなくて……。

一緒に生きながらあなたは『あなたを演って』、私は『私を演って』……それでいてその二つの人生がハーモナイズしていくってな関わり方が望ましい……。

作為や打算は……容易に相手に分かってしまう計算の世界観だ。
メンタルの奥に仕舞い込んでた美学を動員して『自分を演って見る』のである。DNAに仕組まれた必然はそうやって解放される……。

それが自分の未知なる必然に会いまみえる為の準備、条件となる。
何せ……一度計算と打算と作為にマミレタセコい安全マニュアル捨てなきゃ何も始まらないよね?……。

動物園のライオンは安心感タップリでとても楽そうだけど……もうライオンじゃなくなってる。砂煙を上げサバンナを必死に逃走するゼブラを追い詰める力はない。

安心だの安定だなんてものは……元来生物に備わっている本質を根底から浸食していくモノかも知れない。

男は女の様に賢くはなれないし……女は男の様に軽薄で愚かにはなれない。

男女共同ナンチャラとか男女機会均等なんて経済エリアの工夫として必然と理解してるけど……人間の人生として俯瞰するならば男と女の原点に立ち返って『各々の本質』って奴に回帰してみるのが面白いんじゃね?

男も女も酷く無理してる。
男も女も心の何処かで『ねばならない』の影に怯えてる。

女は男の義務で男を縛るんじゃなく男の権利で男を煽ってこき使えば良いと思う……。
男は愚かだ、そしてとてもとてもアホなのである。

それは男が愚かを演る為にDNAに備わってる本質なのです。本質である以上……それはきっと女の為になる様に仕組まれた才能なんじゃね?……と僕は思うんだけど。
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