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サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……『未必の故意』

昨年の7月22日に『二週間前倒ししてスタート』したGO Toトラベルだけど日程前倒しもそうだが終息し切らない内に?というよりは少しまた増加傾向がチラホラ散見出来たのに……予算消化(利得)のためにがミエミエだった……。

コレが公務員の日常的な合法的サボタージュ仕事ならばクレームは言わない。
しかし、コロナは緊急事態であり人命が掛かっている……。
それに対してこういう野蛮な進め方って全く駄目っしょ?

コイツだ!と一人に罪が特定されない事を良いことにしてダアーッと走る。
完全に『未必の故意』でありコレは完全に犯罪の領域にある。

大阪の吉村くんよろしく……『演っておいては』口先で安っぽいエクスキューズを嘯くのは……この国の公務員の様式として定着してる。

二月の終わりをもって……何の圧力なのか?吉村くんは、緊急事態の打ち切りという暴挙に及んだ……。
彼の短慮短絡が今、死者を余計に上積みしてる。

『人の命を奪っている』事実は……次の選挙で落選すりゃOKってな軽さじゃない……。

赤木ファイルについて……元近畿財務局のトップはファイルの存在を故人の妻に伝えた経緯を『何せ……弔問の席ですからね……真摯に対応しなきゃね?』……と。『今となっては故人の尊厳を守ること!……何よりソレが一番大切なことだと私は思う……』と述べていた。

官僚でありながら……『なんて、人間の普通の感性だろう!』……と驚いた。
故人の妻は泣いておられた。主人の尊厳を守ることに言及して貰えたと……。

『人としての普通……当たり前の感覚と言葉』がコレほど嬉しくほっとしたことに
……どうせ?コイツら惚け通すんだろうなぁ?という『諦観』が染み付いてしまった自分に改めて気付かされたのだった……。

合法的とは言えないレベルの『殺人』なのだが『確定されなきゃ』罪じゃないとする感性・感覚が……我がニッポンの為政者、公務員の主流派……。

我が罪を知らない……凡庸の大罪を犯す顔ってこんな顔?菅も二階も小池も吉村くんも……成る程……のっぺりとした『罪のない顔』してる……。

かのリンカーンは『四〇過ぎたら自分の顔に責任を持て!』と言ったとか?
しかし……彼等の顔を見てると……責任なんて取れそうな気がしないよね……。

自分の『罪と恥の認識』を失った彼等のご尊顔……愚策によって亡くなった方々の
哀しみなんて知る由もないEQの低さを見事に体現している……。

あったイジメを、無かったと消失させる教育界同様……人の命の尊厳を理解出来ない事をウリにする『凡庸の大罪』はそろそろ退場と願いたい……?



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