名月の日が過ぎて

2013-09-21 06:19:59 | 日記
昨日は十六夜、きれいな月があがっていた。職場近くに、墓地がある。墓参り用の花を置く、無人の花の販売所がある。昼間ふと見ると、花の咲いたすすきが並んでいる。お参りの花も、月見用だったのだろう、宴が終わってという感じで並んでいた。そう、宴は終わった。もう、野のすすきは穂が出てたのだろうか?町に住んでいるので、わからない。
売られているすすきは、1日だけで花が咲き白くなるように思う。白くなったすすきを見ると、1日過ぎたことを感じ、1日が過去になったと思う。過去の思いを重ね、今がある。
道の土手に彼岸花が咲く。いつの間にか茎が現れ、花が咲く。なぜ、今が花咲かす時であると、花はわかるのだろう。彼岸花の赤が、心地よい秋の気配に揺れている。
(月見の夜の京都タワー、月と一緒に見たかったなぁ…)