SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

最近の工作

2011-07-02 21:07:34 | 模型工作
もう一年の半分が過ぎてしまいました。
はやいなぁ~と感じている暇もなく、工作工作。

駅前に並べるストラクチャーの制作を進めます。


右から「牛丼屋」、「めがね屋+焼き肉?屋」、「コンビニ+飲み屋」です。さらに隣に「銀行」がきます。

基本的に側板は0.5mm、屋根は1.0mmプラ板。裏から3mmプラ角棒で補強。

牛丼屋はGMのキットを利用して延長しました。


ディテールがアッサリしすぎていますが、塗装すれば立派な脇役になります。
主役は車両ですから。と言い訳しておく



依然「冒険的工作」としていた信号機工作。

試作機が完成しました。


まずTOMIXの信号機が列車を感知する方法です。

列車の進行方向は図下から上だとします。

上の図は製品そのままの概略図です。
の線がレール。が製品の軌間中央に鎮座している部品です。製品状態では両側のレールおよび軌間中央の部品から信号機の基盤へスプリングにより電流検知が出来るようになっています。

列車がいない状態だとの部分には電流は流れていません。

列車が通過すると車輪を介してからに電流が流れ信号機が青から赤に切り替わります。

そこでこの回路を下の図の様にします。
要はの部分を両側を絶縁したレールに置き換えただけです。
右レール()が電気的に接続されるように銅線で接続します。





実際に手を動かしてみます。
まず検出部をレールに置き換えるためにレールを切断します。
枕木2~3本程度の間隔で切断します。
事前に切断レールの切断位置から1cm前後をエポキシ接着剤で固めておきました。
マジックで切断位置をマークして・・・




金ノコで切断しました。
モーターカッターではレールが発熱し枕木が溶ける事があるので、今回は金ノコを使いました。




刃の厚み(約0.5mm)だけレールが失われるので0.5mmプラ板を埋め込みます。
ここでもエポキシ接着剤を使いガッチリレールを固定します。
なんか実物の接着絶縁継ぎ目の様です。







接着剤が乾いたらノミでレールの形状にプラ板を削ります。
しっかり削らないと脱線します。


その後は上の図の様に銅線をレールに半田付けして・・・



ボード裏側に固定した基盤に半田付けします。
わかりづらいですが、基盤に上から■●●の順に並んでいるのが元々レール、検出部からスプリングを介して通電されていた部分です。
■●●の順に右レール、検出部、左レールとなります。


信号機を設置する台座も小さく作り直します。
製品の台座を小さくして、プラ板でテキトーに囲います。




銅線の逃げ穴を作って・・・



こんな感じに設置します。



いよいよ通電テスト。
ちゃんと光りました。


車両が検出レールの手前にいるときは青を表示し・・・


検出部を通過すると赤に変わります。



想像していた以上に簡単な工作でした。
軌間に鎮座していた検出部が消えただけでも十分効果はあります。
てかなんでメーカーはこうやって製品化しないのだろう????

JAMでは実際にジオラマに組み込んでお見せすることが出来そうです。


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