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舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

新潟市美術館で「刷り師、コレクター、そして画家。木村希八さんの贈り物」を見て来ました。

2017-03-07 14:27:10 | Weblog
ブログに書き残してきたことを時間が経ったけど書いていこうのコーナー!

ひとまず、1月の思い出はブログに全部書いてきました。(ここにまとめてあります。)
あらためまして、1月を振り返ろう!~完全版~ そして2月へ・・・

そして、2月の思い出もブログに全部書くことが出来ました。(ここにまとめてあります。)
さあ今こそ2月を振り返ろう!



と言う訳で、今は3月の思い出を振り返って書いています!





今回は、3/5(日)に新潟市美術館で見て来た「刷り師、コレクター、そして画家。木村希八さんの贈り物」の思い出を書いて行こうと思います。
この展示会は、1/28~3/5にかけて行われていて、気になっていたのですが毎度のことながら行くのをすっかり忘れていたので、最終日の3/5(日)に滑り込むように行って来ました。

木村希八さんとはどういう方なのかと言うと、新潟出身の日本の版画の刷り師と呼ばれる職人であり、特にリトグラフの刷り師の草分け的存在だそうです。
そして、アーティストが絵画という分野で版画という手法を用いる時、もちろんアーティスト本人が刷る場合もありますが、場合によっては本人ではなく専門の刷り師にその工程を頼む場合も多く、木村希八さんという方は、様々なアーティストの版画に携わってきたそうです。

今回の「木村希八さんの贈り物」は、そのように木村希八さんが刷り師として携わってきた様々なアーティストの作品を一同に集めて展示したもので、アーティストではなく刷り師という立場の人を中心に開催される展示というのは、すごい目の付け所だなあと思いました。
実際、木村希八さんは多くの画家から信頼される刷り師だったようで、本当に様々なアーティストの作品が展示されていて、中には僕が今までに見たことのある作品もあり、例えば5年前にこの新潟市美術館で見た草間彌生さんの作品なんかも、「これも木村希八さんだったのか!」という、驚きと感動がありました。

また、木村希八さんは刷り師だけではなかく、様々な美術作品のコレクターとしての一面や、ご自身も画家として様々な絵画を描いているという一面もあり、この美術展の後半では、木村希八さんのコレクションや、木村希八さんの描かれた作品なども展示されていました。
タイトルにも「刷り師、コレクター、そして画家」と書いている通り、三つの顔を持つ木村希八さんの魅力を味わえる展示になっていて、新潟市美術館の同じ新潟出身の木村希八さんという人物に対する愛を感じる、とても興味深い美術展でした。





また、同時に行われていた新潟市美術館のコレクション展「光を想う」も見て来たんですけど、こっちも良かったです。
新潟市美術館に所蔵されている様々な作品を、毎回面白い切り口で紹介していくコレクション展、いつも楽しみにしているんですけど、今回は「〈光〉に想いを馳せる展示会」ということで、風景画や抽象画、写真など、言われてみればどれも「光」を扱っているんだなあ・・・という発見があって面白かったです。





舞い上がる。の思い出はまだまだ続きます!
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