1月7日(火)に、シネ・ウインドで「ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界」という映画を見て来ました。
1960年代のイギリスを舞台に、二人の女の子を描いた映画です。
ぶっちゃけ、普段僕があまり見ないタイプの映画です。
あまり見ないというのは、要するにお洒落な雰囲気ということです。
だったんですけど、シネ・ウインドの看板娘から強くオススメされて見に行くことにしました。
つーか俺シネ・ウインド好きだな。今年に入ってもう二回も行ってる。
という訳で、「ジンジャーの朝~さよなら、わたしが愛した世界」を見て来たんですが、面白かったです。
まず、映画全体の雰囲気がとても心地よかったという印象です。
映像の一つ一つ、音楽の一つ一つの音楽がどれも美しかったです。
映画全体に心地よい時間が流れているなあって感じがしました。
なんでしょうね、あの舞台となった1960年代のイギリスの雰囲気が、すごくいいんですよね。
例えば散らかった部屋とか汚い路地とかを映していても、すごくお洒落に見えてしまう不思議。
なんていうか、まさに俺達が憧れるお洒落なイギリス!って感じなんですよね。
見ながらすごく自分もお洒落な人間になったって気がしました。
ストーリーは、同じ日に生まれて、まるで姉妹のように仲のいい二人の女の子を描いています。
この女の子二人がとにかく美しくて、それだけで感動できるレベルだと思います!
演技も素晴らしくて、スクリーンから目が離せなくなる作品でした。
二人の日常をわりと坦々と描いていくような映画なんですけど、その中での微妙な気持ちの変化を描くのがすごく上手かったです。
親友だった二人の気持ちが、思春期を迎えて徐々に変化していく様子を、すごく丁寧に描いていました。
また舞台となった冷戦の時代の出来事とストーリーの絡め方、その時代の二人の心境への影響もの描き方も、上手かったと思います。
という訳で、いい映画でした!やっぱり食わず嫌いは良くない!
オススメしてくれたシネ・ウインドの看板娘ありがとう!
気になる方のために、「ジンジャーの朝、さよなら、私が愛した世界」の予告編です。
という訳で、新年からお洒落な映画を見て気持ちの高まる、普段お洒落に縁のない俺。
映画を見た直後は自分もお洒落な人間になったような気がして、街を歩き、お洒落な雰囲気の喫茶店へ一人で入ってみました。
ここで俺はコーヒーを飲みながらお洒落な気分に浸るのだ!
そう思っていた俺であったが…
俺が喫茶店に入ると、そこには、見るからにチャラくてDQNな集団が!
全然お洒落じゃない!
お洒落じゃないって言うか、もう完全に映画「恋の渦」の世界の奴らじゃないか!
せっかく「ジンジャーの朝」を見て60年代イギリスのお洒落な気分になってたのに、一瞬にして気分はもう昨年末に見た「恋の渦」。
恋の渦の感想はこちらです。
「ゲスでエロくてDQNな映画「恋の渦」観て来ました!」
何がすごかったって、服装が本当にあの「恋の渦」の登場人物と同じような服装なんですよ!
ああ、あのコートみたいなの着てる奴、映画にもいた!みたいな。
何でDQNってみんな似たような服装着てるんだろう。
全体的にドン・キホーテでコーディネートしてるんでしょうか。
それだけ、「恋の渦」という映画の人物描写が素晴らしかったということになるのかもしれない…
って、「ジンジャーの朝」の感想書いてたのに何でまた「恋の渦」の感想書いてるんだよ!
まあ、それだけ「恋の渦」がすごいインパクトの映画だということなんでしょうね。
そう、年が明けても未だに俺は、恋の渦に巻き込まれたままなのである。
…なんてことを考えながら、物思いにふけるような振りをして、さり気なくDQNたちの会話に耳をそばだてる俺。
因みに奴らは、男2人、女3人の構成。
まあ、DQN観察は趣味の一つですからね。
すると…
「挿入した時にさあ…」
セックスの話してるーーーー!!!!
分かりやすい!!君達分かりやすすぎるよ!!
そして、一人の女の子が放った衝撃の一言。
「たっくん、男って溜まり過ぎると死ぬんだよ」
…って死なねえよ!!!!!
考えてみれば、たっくんって呼ばれてるキャラ、恋の渦にもいたよなあ。
それにしても、見事にセックスの話しかしてない!!
なんかもう、お前ら完全に恋の渦だよ!!
あ、ちなみに「ジンジャーの朝」にも、ゲスい描き方はしていませんが、「恋の渦」に勝るとも劣らないゲス野郎なキャラとかも出てきます。
まあ、人間エロいネタは好きだよね!基本的に!俺も好き!