舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

子供の頃に出会いたかった自分になって、子供の頃の自分に向けて発信する。

2023-10-24 23:37:49 | Weblog


10/23(月)は映画を2本ハシゴしたのですが、10/24(火)はなんと3本もハシゴしてしまった!
どうしてこの時期にこんなに観る映画が多いのか?については、今後あらためて書きたいと思います。



ところで、母とまた話したことなのですが、発達障害は精神年齢が実年齢の7割と言われることがあるそうです。
ただ、大人になってから、30歳で21歳、40歳で28歳の精神年齢だとしても、ただ「若いね」と言われるだけで済むから全然平気なのです。

つらいのは思春期で、中3の15歳で11歳、高3の18歳で13歳くらいの精神年齢だと、大人っぽいのがカッコいい、ガキはダサいという思春期特有の価値観の中だと浮くし、下手するといじめられるわけです。
僕の人生を振り返っても、確かに周りと馴染めなかった原因の一つかもしれないなあと思います。

それから、これも母と話したのですが、10代の頃から何となく原因の分からない生きづらさはあっても何だかんだ通学はしていたのだが、大学の卒論と就職活動で完全に不登校になって、保健室に相談して大学病院の精神科を紹介されたことがありました。
そこに母と行った時に、精神科の先生から双極性障害とはっきり言われて、原因が分かってすごく安心した、という話を母としました。

また発達障害は、そのあと大学を卒業して一人暮らしを2年半くらいしたけれど断念して新潟の実家に帰ってから、病院の精神科で知能検定を受けて判明したことで、それも原因が分かってものすごく安心しました。
原因の分からない生きづらさを抱えるより、病名が分かった方が安心するので、受診する一歩は大きいと思います。

ただ、思えば学生時代に双極性障害だと分かった時に、周りに説明しても、なかなか理解されず、時にはサボってるみたいに言われることもありました。
そう考えると、今でも理解は遅れているとはいえ、発達障害が一般的な病気だという認識は少しずつ広まっているので、何だかんだ社会の理解は先に進んでいると思います。

でも考えてみれば、僕も自分が病気を発症するまで他人の病気にはまったく無理解だったし、元教員の母も僕の病気が分かってやっと理解した、それまでは不登校はネガティブなものだと思っていたと言っていました。
だから自分が気付けなかったのは、そもそも親も学校も社会全体で理解が進んでなかったのもあるなあと思います。

そう考えると、自分の障害のことをもっと早く分かっていたら良かったなと思うことはあります。
だから10代の子供は、成績とか進学とか競争とかより、もっと自分と向き合う機会が増えればいいのになと思います。

もう僕は大人なので、俺がこうして発信していることがどこかの悩んでる子供に届いたらいいなと思っていたりします。
これ、本音を言うと、子供時代の昔の自分に届けと思ってやっているんですよね。

子供時代に会いたかった大人をやっているのが、ちひろBLUESのあらゆる活動の基本です。
売れたいとか何者かになりたいとかじゃなくて、昔の自分に会わせたい自分になりたい、それが一番の目的です。







10/26(木)には、トークイベント「月刊おはなし図鑑」を開催。
【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第58回 ゲスト:大西暁美さん(劇団あかつき 代表)[10/26(木) 20:00 ぺがさす荘]

本番までのカウントダウン!
本番2日前、10/24(火)は、本川大橋から。
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