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舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

ネタバレ映画倶楽部で『希望のかなた』を語る!

2018-02-23 13:42:21 | Weblog
シネ・ウインドが2ヶ月に一度のペースで行ってるネタバレ映画倶楽部。
これは、シネ・ウインドで上映される映画を一本決めて、その映画についてみんなで集まって語り合おう!という、イベントです。

僕は昨年に一度だけ参加したことがあるんですけど、今年は出来るだけ参加してみようと思い、行って来ました。
今年最初のネタバレ映画倶楽部は、2/19(月)に行われました。





今回の課題映画は、アキ・カウリスマキ監督『希望のかなた』。
シネ・ウインドでは1/27(土)~2/16(金)にかけて3週間も上映していた話題作です。



ちなみに僕の感想はこんな感じです。
シネ・ウインドでアキ・カウリスマキ監督『希望のかなた』を観て来ました!



この「ネタバレ映画倶楽部」、普段はシネ・ウインドの2階の事務所で行っているのですが、今回なんと参加者が過去最多になったということで、急遽会場をクロスパル新潟に移して行われました。
アキ・カウリスマキ監督は人気なんですねえ…

ネタバレ映画倶楽部は議論や評論の場というより、自由にそれぞれの感想や見解を言い合って、映画に対する理解を深めて楽しもう、みたいな軽いノリで参加できる場であるところが面白いなと思います。
この日も、タイトルの意味やラストシーンの解釈など、本質に迫るような意見から、物語の笑いどころみたいな話まで、自由な意見が飛び出しました。

それにしても、皆さん細かいところまでよく観ていますねえ…
僕はどちらかと言うと、細かい台詞や演出の一つ一つというより、全体を見た上でここに感動したとかここが面白かった、みたいな見方をしてしまうので、そういう意見はちょっと新鮮な感じがしました。

また、僕はアキ・カウリスマキの映画を観たのはこの『希望のかなた』が初めてだったんですけど、同じ監督の過去作を観ている方も多く、その比較なども面白かったです。
『ル・アーヴルの靴磨き』観てみたくなりました。(って言うか、イオンシネマ新潟西で上映していたのに見逃してしまったな)

そんな中、やっぱり面白かったのは、この映画の大きなテーマの一つである「人を救う」ということを巡る様々な解釈でした。
中でも、アキ・カウリスマキ監督の大ファンであり、月刊ウインドのレビューも書いていた串田さんが言っていた「困っている人が目の前にいたら、まずはとにかく助ける、そういう映画」という言葉でした。

確かにこの映画は残酷な現実を描きながらも、登場人物たちは、人を助けることに対して迷いがないんだよなあ…ということに気付かされ、それは人間にとってとても大切なことなのかも知れないなあと思いました。
そんな感じで、この映画の新たな魅力を発見することも出来て、参加できてとても面白かったです!
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