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舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

新歓で頑張り過ぎちゃうのは、ひとえに新入生が来てくれたのが嬉し過ぎるからなのだ。

2009-05-31 16:19:14 | Weblog
昨日、「和子の家」の新歓がありました。

「和子の家」というのは、和子さんという車椅子生活をしている女の人の家に行って、生活介助をしながらみんなで色々体験したりするサークルです。
自分は卒業生なんですけど、卒業したペップ先輩も来ると言うことだったので参加してみました。

開始予定時刻の1時間弱くらい前に和子さんの家に行くと、そこにいたのは卒業した先輩と在校生だけでした。
おいおい、マジでヤバくね・・・と思って後輩に聞いてみると、1時間後くらいに新入生が1人来るということでした。

ただ待っているのもなんなので、卒業生のペップさんが「じゃあ新歓祝ってもらってない人の新歓しようぜ!」と言い出しました。
ペップさんが「この中で新歓で祝ってもらってない人」と聞くと、ほとんどのメンバーが手を挙げました。
このサークルは途中から入る人も多く、新歓の後に入ると新歓で祝われないという事態が発生するのです。
かく言う俺も、その1人です。
するとペップさんから「アイツ、追いコンで追い出された後に新歓やってもらってるよ!」と言われました。

新入生のいないまま始まった宴でしたが、久し振りに会うメンバーが多かったせいか異様な盛り上がりを見せました。
2人来ていた女の子が途中で2人とも席を外して、その時は残った男たちだけで下ネタで熱く盛り上がりました。
でも和子さんは当然その場にいて、誰かが「女性の前でそんな話しちゃダメだろ!」と言うと、和子さんは「私はそんな段階はとっくに超越した!」と言い放ってゲラゲラ笑っていました。

そんなこんなで馬鹿なことをやっているうちに、新入生が1人来ました。
全員が自己紹介をすることになって、新入生の彼にこのサークルに入った理由を聞くと、「大学で色んな体験をして自分の幅を広げたかったから」と、至極真面目な答えが返ってきました。

因みに、3年前の卒業生ペップさんが7年前にここに入った理由は、「あまりにも貫禄のある外見故に入学式で誰からも新入生と思って貰えず、唯一ビラをくれたのが和子の家だったから」らしいです。
実はペップさんがこの話を和子の家の後輩に話すのはこれが始めてで、俺も初めて聞いてめちゃくちゃ笑いました。
悲しいけど、よく考えたらいい話でもありますね!そのくらいこのサークルは誰でも受け入れるということですね!

因みに俺が自己紹介する事になった時、俺は「俺、自己紹介とかいいっす、ホントいいっす・・・」と言いながら会場を去ったと見せかけておいて、持ってきていたスケッチブックを取りに行きました。
そのスケッチブックには俺が7月に出る芝居「大江戸狂想曲(ラプソディー)」の宣伝が書いていったのだ!(わざとらしい!)

そしてついに和子さんが自己紹介をすることになったのですが、和子さんはすでに物凄く酔っ払っていました。
和子さんは何を思ったのか今までの怪我の経験を突然語りだし、それだけで自己紹介が終わりました。

意味の分からない話をする家主とカオスな先輩たち。
そんな完全アウェイの空間に単身乗り込んで来た新入生の彼は、もはや勇者だと思いました。
きっとこの「和子の家」に新たな風を吹き込んでくれることだろう!!
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