プリウスと風景

私にとっての「銀河鉄道」プリウスで旅へ、そして自由な思考表明をと考えています

竜安寺石庭の屋根材と中根金作

2011年07月08日 | そうだ京都・奈良へ行こう
 昭和の小堀遠州と呼ばれた中根金作氏*の京都名庭百選「1999年㈱淡交社」という本は

中身の濃い良い本と思う。

 *(1917~1995年、大阪芸大学長などを歴任。足立美術館庭園を作庭した人) 

 その中でおやと思うところがあった。

竜安寺石庭を囲む土塀の屋根材は長いこと瓦であったが、歴史的に見てもこけら葺きが本

来の姿なのでそう復元すべきと主張したそうだ。

争いとなったが、効率性の点から瓦で改修されてしまい、このことに氏は激怒し、口汚い

程の表現で攻撃している。

現在は(氏の生存中)、こけら葺きになっている。

さて、自分が中学の修学旅行で行ったときはどっちだったか。

まるで記憶にない。

写真は3か月前のものです。

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