プリウスと風景

私にとっての「銀河鉄道」プリウスで旅へ、そして自由な思考表明をと考えています

上原ひろみSpiralと寺井尚子

2011年12月22日 |  旅立の想い・曲、音楽
TV放映のせいか、人気急上昇。

私もその一人ですけど。

で、レコード店に行っても品薄

在庫0枚とか1~2枚というのが多い。

2枚あった。

最新のアルバムは3000円、輸入物が2400円(Spiral)。

これから続くことになるだろうと思い、古い(2005年)輸入物を購入。

DVDもついている2枚組だった。海外ものは安い。日本物は高い。ダメだね。

久しぶりにDENONのAMPで聴く。

予想を超えるものだった。


ここでJAZZバイオリンの寺井尚子との私的比較




寺井は多くの賞をとり、注目され、私も結構な数を購入し、六本木でライブもお聴きし

たけど、一通り聴いた今、飽きたというかどうも聴く気がしなくなっている。

伴奏のピアノがうるさいこと

寺井はややもするとJAZZを離れてしまい、離れるとつまらなくなるから。

ところが上原の方はもともとJAZZ+他ジャンルの要素で構成されていてそれが大き

な魅力となっている。

他ジャンルの要素って何かというとキースジャレット的なもの(これはJAZZだけど)

やクラシック音楽の範疇内に位置する現代音楽的なもの、フュージョン的なものなど。

これらがぎくしゃくしていない。転調、サラブライトマンのポップスからクラシック

発声に変わるときの心地よさにも似ている。

作曲のお勉強が役に立っていると思う。

pやppに変化しモーツアルト的に音符を並べるところが絶妙にきれいだ。

真珠の首飾りをばらしてビロードの上に真珠を並べるかのよう。


まさにHIROMIワールドを創出している。

ここまでになるとクライバーンコンクール優勝より創造性に富む方が価値あると言っても

良いのではないか。


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