ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

こんな映画を見て来ましたっANOTHER

2019-09-26 22:02:07 | 映画
鑑賞作品:「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「EIGHTH GRADE」

(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCLICK!)



原題を見て初めて「意味」が解ったわ…「8年生」な。人名かと思ってた。

ヒロインのケイラを演じるエルシー・フィッシャーは「怪盗グルー」のアグネス(↓中央下の女子)の中の人。


脳内で懸命にポジティブを演じる主人公(真の姿はイケてるしクールで小粋な会話もアドリブで飛び出すんだっ)…まるで鏡を見ているようだ←

互いに「距離感」も「接し方」も分からずスレ違いを繰り返しギクシャクし続ける父親との関係。

一方、会話も成り立たないくらい薄い薄い友人の、なのにとんでもKYなママン。

中盤に登場する、エロ目的だがクズにもなりきれないアッシー、ライリー:ダニエル・ゾルガードリ(「レディ・プレイヤー1」)の件はハラハラして心臓に悪かった←親目線乙

どこにでもありがちで、でもどう足掻いても逆に足掻かなくてもどうにもならない日々…。

一部の会話や行動の露骨さは間違いなく「中学生のリアル」だが、それが故に「R指定(NC17:17歳以下視聴制限)」になってしまうのが残念というか馬鹿馬鹿しいというか…。


エンディングのまた違った空気感のギクシャクに、何故かホッとさせられるのは…オレが頭に描く理想に少し近かったから…かも知れない。


「鑑賞評価:☆☆☆☆△」

蛇足…「レディ・バード」「ベアリー・リーサル」のスタジオ「A24」が製作(他に「フリー・ファイヤー」「複製された男」など)しただけに思春期のゆらぎや悩み、厨二病の描写は生々しくちょっと苦々しい。


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