ゑんぢんぶろぐANOTHER!

環境の激変に当の本人が一番馴染んでいない現状…まぁぶろぐは二つとも変わらずまったりどうでもいい事をつらつら書くだけだが。

こんな映画を見て来ましたっANOTHER

2021-01-28 11:28:07 | 映画
鑑賞作品:「狂獣 欲望の海域」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「狂獣」「THE BRINK」

(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCLICK!)



主人公?サイガウを演じるはマックス・チャン(「大脱出3」「パシフィック・リム:アップライジング」「ドラゴン×マッハ!」「グランド・マスター」「デアデビル[武術指導]」「グリーン・デスティニー[スタントダブル]」)。
破天荒で無茶だが、執念深い刑事。過去の出来事が元で少女の後見人を務めている。
その少女:セシリア・ソが付かず離れず物語に絡んで来る。
サイガウの相棒のチョイ地味な刑事アダ:ウー・ユエ(「ラスト・ソルジャー」)。
コッチはコッチで訳あり(その内容は徐々に出て来る)。
最後のシーンが悲劇なのか喜劇なのか微妙過ぎる表現で…な主人公の上司にラム・カートン(「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」)。

サイガウ達に追われる密輸団のグァイセンにショーン・ユー(「レイン・オブ・アサシン」「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」)。
組織を巡る跡目争いでさらに厄介な事に。こちらも過去の出来事が大きく関わって来る。
…を助ける薄幸の美女シュエ:ジャニス・マン(↓ボトム画像)。特殊な攻撃方法が面白い。
隠居寸前の大物に名脇役タイ・ポー。跡目争いが心残り。
…の実子にデレク・ツァン(「ドリーム・ホーム dream Home」※兼脚本)…まぁボンボンでちょっと頼りない。
密輸団の首領に倉田保昭(「アイスマン 宇宙最速の戦士」「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」)…メッチャいい雰囲気出してる。
この辺りの後継争いと複雑に入り組んだ人間関係がストーリーの微妙なバランスに一役買っている。

冒頭、ちょっとしたドラマを挟んで唐突な少女の出現に(? ?)…あ、あぁそーいう(見れば判る)。

というか…そこまでそれに拘らなくても…という無情さというか無念さというか…(作中にそれとなくこの辺りの伏線が潜んでいたりしてその辺りは実に上手いんだが)。
と、徒手格闘は色んなバリエーションが楽しめる…ただ大半が「夜の海」なので暗すぎて…。

物語を一貫して引っ張るのは「人間の業」の存在。
滑稽でありながら必死さが伝わり、描かれない影での社会や生活を想像させる。

悲しいねぇ…。


鑑賞評価:「☆☆☆△×」

蛇足…つか、おい…お前なぁ、自分の立場ってモノを考えろよ…といささかガッカリな◯◯…(見れば判る…たぶん)。


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