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黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

竈門神社

2017年05月05日 | バイク



連れ合いのバイクが半年の入院を経て、暫定的ではあるが、やっと直った。

「ゴールデンウィークに間に合うかしら」 と気を揉んでいた彼女は不安げにバイクに火を入れる。

快調快調で満足げ。安全運転守ります。



カマドの神様はご褒美にキレイな紅葉の花を見せてくれた。


新緑の森の社


玉依姫の夢の跡



梅雨の前、今がバイクが1番良い季節だと、思う私でありました。

博多の五月の緑たち

2017年05月03日 | バイク


福岡市中央区にある旧日本生命九州支社跡。

この明治末に建てられたレンガ造りの洋館は、昭和41年まで会社として普通に使用されていた。

一次取り壊しの計画も浮上したが、市民の猛烈な嘆願のより古き良き博多の街の小さな博物館として1部補強され、今も無料で見物解放している。

今日は五月の蒼天に誘われ、博多の街をブラリブラリ



どこ行くあてもなくトコトコ走っておりました。



僕は古きと新しき、2つが程よくシェイクされた、福岡博多が大好きです。



あなたも1度、来てみて下さい(´ー`)


きっと好きになるはずです。




不良の鎧

2017年05月01日 | バイク


福岡市の薬院に「カッツアーマー」と言う古着屋さんがあって、良い革ジャンがいっぱいハンガーに吊るされている。

そこに「カワサキ メグロ250SG」と言うバイクが店内に展示してあって、それは50年も前のバイクで
「今もキック1発でエンジンかかります」 という。



そのたたずまいは程よく くたびれてて、漆黒の車体には、生活を運び、人生を乗せ、昭和の時代を駆け抜けてきた風格を感じます。

その時代でしか作れなかった製鉄技術やエンジン車体のレイアウト、
「今の時代じゃあ逆にコストがかかり過ぎる」という威風堂々たる存在感。

古い物が何でもいい。とかは言わない。むしろ不便極まりないところもある。
だがその不便は「自分で直せる」って価値もあるのだよ、と この鉄の塊が言っている。

古い物が何でもいい、とは言わないけれど、よく使い込まれた道具、着古した革ジャンやGパン、
「経年劣化が新たな美を生む」という良さってありますね。

お高い芸術品じゃないんだ。クラフト=工芸という物のいぶし銀のような凄みを見に、僕はたまにここに来るのです。

バイクとは何か

2017年04月29日 | バイク

おおかたバイクのイメージは上の絵のようなものだ。

タンクのガソリンをキャブレターで空気とシェイクさせ、エンジンに送りプラグで火をつける。
爆発しピストンを上下させ、その上下運動をギアリンクで円運動に変えチェーンで後輪を回す。
爆発し終わった排気ガスはマフラーで後方に捨てられる。
ハンドルで前輪を左右に向かせると同時に車体バランスを取り向きを変える。
夜用のヘッドライトは当然進行方向前方上に付く。
運転者の座るシートが座る位置にある。

これが「バイク」である。

ヘッドライトが左側を向いてる状態(上の絵)なら「ガソリン関係」はタンクを起点に「Z」の字を書くように流れて行きますね。

バイクの基本的な「形」は、上の絵以外、描きようがない。

風を切る風防(カウリング等)や、物を入れるバッグ等、アクセサリー的に色々ついてバイクの用途 個性は細かく変化はして行くが、基本はこうです。

この基本をふまえて、例えば


こんなバイクや



こんなバイク


これはハーレーダビットソンと言うアメリカのデッカいバイクです。
色々ありますね。

そんないろんなバイクがある中で、僕が、中学3年の時、こんなバイクが家にやって来た。


これです。
これはHONDAの「MT50」と言う原付きのオフロードバイクで、1つ上の兄が買ったのです。
ヤラレました。ヤラレたのです。
「カッコいい!」
フロントフェンダー(泥除け)が前輪タイヤから跳ね上がっている!!
「なんだこれは?!」

整地されてないオフロードは、泥が付いたり、小石がタイヤとフェンダーの間に挟まり、前輪が動かなくならないように(何せ前輪は自ら駆動しません) 上に設置してあるのです。

デザインと言うものの「機能美」の塊。この塊乗って移動が出来る。
感動で震えあがりました。

1年を待ち、バイクの免許を取った僕は、すぐさま50ccのYAMAHAの中古のオフロードバイクを買いました。これで友達んちに遊びに行ったし、高校の通学にも使った。近場ではありますがツーリング旅や実家裏の野山の探索。2年間僕の良き相棒でした。

以来、36年が過ぎた今でも、僕にとって「バイク」と言えば「オフロードバイク」なのです。

世の中にはいろんなバイクがあります。 それぞれ素敵だと思う。
とにかくアスファルトの上を速いスピードでブッ飛ばすバイク。
遠くへ遠くへ旅をするゆったりとしたバイク。
どれも素晴らしい。色々乗ったし、今も複数所有している。

だけど僕にとって『バイク』 とは今もこれからも、フロントフェンダーが、こう…ガーン!と跳ね上がった「オフロードバイク」なのです。


「自由」と言うものには人それぞれの解釈がありましょうが、僕にとって自由に向かってまたがる乗り物は「自由自在」どこでも行けるオフロードバイクなのです。

神社仏閣 と バイクKLE

2017年04月27日 | バイク


よく、いや頻繁にお寺や神社に行きますね⛩
ここは博多の承天寺。千年続く古刹です。
枯山水の庭園は、九州では2つしかありません。
もひとつは太宰府の光明寺です。
異空間に紛れ込んだ錯覚がするのですが、千年続いてるんです。異空間は我々の世界の側なんですよね。

ヒフティ:ヒフティとは何か

2017年04月16日 | バイク
「バイク」が子供の時から好きだった。
なぜだろう……仮面ライダーの最初の放送は小学校1年の頃。
「ヒーローはバイクで助けに来る」刷り込まれたのか…誰だって怪獣ごっこもライダーごっこも「良いもん」をやりたがる。「悪いもん」はジャイケンで負けたやつだ。
その中で1人だけジャイケン勝ってるのに絶対「怪人.怪獣」悪いもんになる奴がいた。
「なんで?」って聞いた。そりゃ聞くよね。
「だって、ライダーやウルトラマンやったら、ズーっとおんなじライダーやん。怪人やったらいろんな怪人になれる。」 そんなこと言ってた。
なんだろうこの達観っぷり。
「変わらぬ、揺るぎないもの」に憧れる人もいれば
「常に移ろい変化する」ってとこに居場所を求める奴もいるってことか……
ライダーのバイクはカッコいい。ゴテゴテゴージャス!!
転じて戦闘員のバイクは市販のその辺のバイク。今見るとレアもんでプレミアついてるヤツだったりするが、チビっ子はゴージャスピカピカが大好き。
悪人にも一分の理がある。 子供向けのヒーローものはなるべくなら「勧善懲悪」が望ましい。悪きを懲らしめ善きを勧める。そうでなきゃいけない。「子供は良い子であれ」そう大人は望む。しかしそれは本当か…。良い悪いって、世間ってやつのモラルってのがあって、「おおかた考えたらこれって良いことだよね。これは悪いことっしょ」って社会規範みたいなものがある。
これを「道徳」と呼び、程度が大きいと「法律」で罰せられる。
けど「世の中的には悪いことなんだろうけど、俺的にはこっちが正義なんだよね」ってことって、これもまた「世間」には山ほどある。
果たして「悪い事」はホントに「悪い」のか・・・・・
「人様の物を盗んじゃいけないよ」
「人を殺しちゃあいけない」
当たり前のことんなんだろうけど、国と国、山と海、対立する構造の中で常に正義は「どちらにもある」のだ。
簡単なのは「殺されそうだったから殺し返した」人殺しちゃってるんだけど、「それは、致し方ない」と正当防衛だったり「情状酌量」だったりして罪にならない時があるってとこ。
人は一様ではない。と同じように罪も一方向から見ちゃいけない。
その理由をシッカリ聞き。「なぜそうなったか」をちゃんと考える人間ってカッコよくないか?
怪人の方が豊かな心がある時がある。かもしれない、を忘れたくない。