ある理由で出発の話しかしてませんでした。
当然ですが、無事、富士山から九州まで帰って来てます。

昨日は朝倉、小石原、筑豊、福津と車でドライブ兼お見舞いに行きました。距離的にちょっとしたツーリングですね。
この3年ロングもショートも含め、新潟、福島、東京、富士、広島、四国、大分、阿蘇、地元福岡にいろんなところ、「仕事遊びでいいですね」と言われながら全国をバイクで旅しましたが、ほぼ全部「晴れ」でした。全部です。
勝手に「晴れ男やん」とタカをくくってた。
今回の富士山の旅。取材ではありません。
編集長から「黒さん、最初で最期の道楽キャンプミーティング。絶対に来て欲しいけど、交通費は出せないんです。絶対に来て欲しいけど無理は言いません」ときた。
絶対に来て欲しいが無理は言わない……か。
「そんなん行くに決まっとうやん」って話です。雑誌「道楽」が次号を持って「休刊」になる。業界では休刊は事実上の廃刊です。
ただ年に1冊かムック本としてチョー不定期に出して行くことになると思います(未定ですが編集長と僕はそう言ってます)
さて旅の始まりですね。
雨雨雨のトリップメーター1700km。帰って計算すると1200km雨の中走ってる。
1200kmって東京ー福岡間と一緒ですね。ウケますね(๑˃̵ᴗ˂̵)テヘペロです。
この旅で不詳黒仁に会ってくてた路地裏メンバーの皆さん。ニアミスAさん、関東のドンKの大将、静かなジェントルマンK葉さん、美しすぎるOさん(マジで)、キュートな人妻KBさん(マジで)、初めての出会いKYさん代さん、一宿一飯のオンギーノOMさん、たぶんMTさん。(あーっ!U澤さん忘れとった〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾)(抜けはないかしら) 全員「バイクでの出会い」それぞれのツーリングを楽しんでもらえたでしょうか?
「どこかで誰かがきっと待っている(誰かが風も中で)」小学校の時見た木枯らし紋次郎の主題歌を何度もヘルメットの中で歌いました。
日本人は旅人に優しい。
誰のために走る。それは自分のために走るんでしょうが、「誰かが待ってっから走んだよ」ってパワーの底力は凄まじいトルクを与えてくれます。
たかが8日間。紋次郎にも寅さんにも程遠い覚悟の私ですが、裏路地以外のバイク仲間も含め、情けは人のためならず、まさに人情の旅であった、と、昨日の車でモモと嫁と福岡ドライブ中、そんなことを噛み締めていました。
季節はもう真夏。 今後皆さんもいろんなとこにツーリングで行くでしょう♬
バイクは走ってるか足で支えてないと、簡単にコケちゃう乗り物です。
我々は偶然バイクに乗ってるんじゃない。
「意思を持ち前進し、脚を踏ん張って」いろんな乗り物の中で、コレを選んでいる。
8日間でも「こりゃ死んでたね」って出来事が二回ほどありました。
皆さん。わざわざ選んで乗ってる乗り物で、死んじゃあイけませんぜ!
真の男は布団の中で死ぬもんです♬
今日も明日もあさっても、気張ってそして軽やかに。目一杯走らなきゃ✨
旅する人が美しく見えるのは「もっと遠くを目指しているからだ」って布団の中でフッとつぶやいたら、たぶん、それって、カッコいいぜ!!