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黒仁庵 ポケットにバイクを忍ばせて。

五感で感じる情報を、どうしたら活字に出来るか、考えてみよう。
それが出来ると、五感が研ぎ澄まされるって不思議がわかる。

遅ればせながら4月の富士山ツーリングまとめ

2018年07月22日 | バイク
ある理由で出発の話しかしてませんでした。

当然ですが、無事、富士山から九州まで帰って来てます。



昨日は朝倉、小石原、筑豊、福津と車でドライブ兼お見舞いに行きました。距離的にちょっとしたツーリングですね。
この3年ロングもショートも含め、新潟、福島、東京、富士、広島、四国、大分、阿蘇、地元福岡にいろんなところ、「仕事遊びでいいですね」と言われながら全国をバイクで旅しましたが、ほぼ全部「晴れ」でした。全部です。
勝手に「晴れ男やん」とタカをくくってた。
今回の富士山の旅。取材ではありません。
編集長から「黒さん、最初で最期の道楽キャンプミーティング。絶対に来て欲しいけど、交通費は出せないんです。絶対に来て欲しいけど無理は言いません」ときた。
絶対に来て欲しいが無理は言わない……か。
「そんなん行くに決まっとうやん」って話です。雑誌「道楽」が次号を持って「休刊」になる。業界では休刊は事実上の廃刊です。
ただ年に1冊かムック本としてチョー不定期に出して行くことになると思います(未定ですが編集長と僕はそう言ってます)
さて旅の始まりですね。
雨雨雨のトリップメーター1700km。帰って計算すると1200km雨の中走ってる。
1200kmって東京ー福岡間と一緒ですね。ウケますね(๑˃̵ᴗ˂̵)テヘペロです。
この旅で不詳黒仁に会ってくてた路地裏メンバーの皆さん。ニアミスAさん、関東のドンKの大将、静かなジェントルマンK葉さん、美しすぎるOさん(マジで)、キュートな人妻KBさん(マジで)、初めての出会いKYさん代さん、一宿一飯のオンギーノOMさん、たぶんMTさん。(あーっ!U澤さん忘れとった〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾)(抜けはないかしら) 全員「バイクでの出会い」それぞれのツーリングを楽しんでもらえたでしょうか?

「どこかで誰かがきっと待っている(誰かが風も中で)」小学校の時見た木枯らし紋次郎の主題歌を何度もヘルメットの中で歌いました。
日本人は旅人に優しい。
誰のために走る。それは自分のために走るんでしょうが、「誰かが待ってっから走んだよ」ってパワーの底力は凄まじいトルクを与えてくれます。

たかが8日間。紋次郎にも寅さんにも程遠い覚悟の私ですが、裏路地以外のバイク仲間も含め、情けは人のためならず、まさに人情の旅であった、と、昨日の車でモモと嫁と福岡ドライブ中、そんなことを噛み締めていました。

季節はもう真夏。 今後皆さんもいろんなとこにツーリングで行くでしょう♬
バイクは走ってるか足で支えてないと、簡単にコケちゃう乗り物です。
我々は偶然バイクに乗ってるんじゃない。
「意思を持ち前進し、脚を踏ん張って」いろんな乗り物の中で、コレを選んでいる。
8日間でも「こりゃ死んでたね」って出来事が二回ほどありました。
皆さん。わざわざ選んで乗ってる乗り物で、死んじゃあイけませんぜ!
真の男は布団の中で死ぬもんです♬
今日も明日もあさっても、気張ってそして軽やかに。目一杯走らなきゃ✨
旅する人が美しく見えるのは「もっと遠くを目指しているからだ」って布団の中でフッとつぶやいたら、たぶん、それって、カッコいいぜ!!

太宰府の九州国立博物館ビュールレコレクション

2018年07月14日 | バイク

太宰府の九州国立博物館でやってる「ビュールレコレクション 至上の印象派展」に行きました。
「日本にもう2度来ない」って言われてる印象派の画家たちが勢揃い。

有名どころじゃ、ロリコンのルノアール。色彩の魔術師ドラクロワ。ややこしいマネとモネ(モネは睡蓮の絵で有名ね)。ドガ、セザンヌ、ピサロにゴーギャン。何はなくともゴッホの自画像(耳切る前)。飛んでピカソ様♬
まあそうそうたる印象派の巨匠たちの祇園祭り☆☆☆

「印象派」って呼ばれてる人たちは1850ー1900年前後(日本では幕末から明治期)にフランス画壇を席巻した反逆児の画家たちのことを言う。
なんで反逆児かっていうと、当時の金持ちや王侯貴族が「絵画のパトロン」で、絵と言えば1部の特権階級の贅沢なたしなみだった時代に、「そんなん知るか!俺たちゃ描きたいように描く!」って(誰かのためじゃなく)己に見えたままをキャンバスにぶつけた若き魂の連中だったからだ。

イイもの見させて観させてもらいました。

しあさって月曜までやってます。さあ皆んな、もうこの国では見れないよ♬♬1人1600円ポッキリ☆
全国から見に来てるから近隣道路は大渋滞(⌒-⌒; )バイクで行った方がイイと思います。


最近(っつっても10年ちょっと前)悲願の「国立博物館」が出来たんです。戦前から誘致してたわけで、60年の願いが、やっとこさ叶った次第です♬
博物館出来たからどうなん?と思いでしょうが、「国立博物館」は日本には、東京 京都 奈良に3つしかなかった。
たった3つです。
というわけで、東京、京都より巨大で、新しい国博なんでありますが、この渋滞。バイクじゃなきゃ1時間は遅れて入ることになったでしょう。
福岡の美術館博物館は、学芸員(プロデューサーみたいな人たち)の力が弱いんです。
力が弱いっていうのは、美術品の修理保管の技術がないから、あまり他の美術館(有名なルーブルとか)が良い絵を貸してくれない。
福岡に国立博物館が出来た時、東京京都から力のある学芸委員がいっぱい来たんですね。
だから九州博物館には、東京に負けないくらい良い物件がやって来る。
良い物件(美術品ね)に飢えてる愛好家は、「待ってました」と太宰府に集まる。
結果 大渋滞上等!となってしまうんです(⌒-⌒; )
大雨が去った途端に、真夏日の連続の福岡。
脳みそとガソリンタンクが爆発するかと思うくらい暑い熱い金曜日でした。

ホンダX4で九州から富士へ行くと言うこと❶

2018年03月31日 | バイク

ツーリングに行く。

果たしてこんだけの荷物積めるのか?
試し積みしましょうね。

積めました。

これで、九州博多から、富士 朝霧まで出発です。
荷物って少ないほど旅慣れてる、とは言いますが、「荷物満載」の方が……なんか、「旅」っぽい♬それにこれ見よがしに荷物積んでると、旅先でいちいち説明しなくても「あ、旅人なんだ」って理解してくれる。まあこれは特典。
「必要な物を必要なだけ」積んでいます。


さてさて、富士山へGOです♬

裏路地ツーリングodyssey

2018年03月03日 | バイク

どこかでいつか聞いた。風が吹き荒れ 雨が降りつぐ。
男の背中に広い荒野の果てを、孤独をかついでどこまで行くのか……
時はむなしく流れ、想い出も 遠く過ぎる。
俺の心に 風が吹きあれる ならば、さあ旅に出よう。
なんてね♬
そんな歌を心に響かせ、もっと遠くへ、と 旅したこともありました。



けどね。なんにもない日、なんてない。感性を豊かにすれば、どんな些細な出来事もかけがいのない経験♬
裏路地だって立派なツーリングである。



日本一周もいい、阿蘇や北海道もいい。ただ、あなたの心1つでコンビニに行くのだって旅になる。
すごい装備で日本一周もいいけれど。近所のスーパー通勤通学もひとつの旅である。

さあ夕食準備の旅に出よう\(^o^)/
それが裏路地ツーリング✨

ずいぶん御機嫌よう……ちょっと前、雪が降りまして

2018年01月31日 | バイク
福岡に雪が降るってのは そうない。

街中平地じゃ積もるなんてなぁほとんどありません。
ゆえに山に行きますね。





お、いたいた。雪が待ってた。

いつ頃からか福岡に雪が降らなくなった。
降っても積もらず。うっすら路面も白くなったかと思っても昼前にはベチャべチャ………
九州南国と言っても、福岡は日本海側。
「冬の日本海を知ってますか?」
な〜んて凍てつく寒さの日本海。
寒いことは寒い。
ただし黒潮の一派、「対馬海流」のおかげで土地の地熱が本州と違うのか、とにかく雪が積もらない。
山は海流の影響を受けないのと、100m高地になるたび気温っていうのは0.6度から0.8度下がるらしいので、雪にそこそこ覆われます(それでもその後降らなきゃ2日もあれば消えちゃう。
今を逃せば雪遊びは出来ない!!


そりゃ急かされかのごとく雪を堪能する。



ラニーニャ現象とかで数年に一度の大寒波と言うけれど、僕が小さい頃は毎年何度もこのくらいの雪は平地で積もった。
ヒートアイランド現象は、ラニーニャ現象なんて軽く吹き飛ばし、真夏は平気で30度を越す。
地球は温暖化してない。本当は寒冷化してるんだ。とちゃんとした学者は言う。
だとしたら、福岡市民の消費するカロリーは、あの頃の高度経済成長「より」凄い!!と言わなきゃならない。
なんてこと考えながら、
雪遊び雪遊び♬

天まで焦がす焚き火もいいけれど、全てを覆い尽くす雪の、美しいこと。
雪で苦しむ雪国の人には悪いけど、やっぱり南国九州人は、雪にまみれると異常にテンションが上がるのでした♬

奇跡の250ccバイク。

2017年11月30日 | バイク

ついに乗ってしまいました。
CL250。

HONDAが70年初頭に出した「スクランブラー」当時オフロードバイクはこう呼ばれてました。
僕は10台後半からこのバイクが好きで、「いつか手に入れる」と思い続け、最近知り合ったバイク乗りにフレーム一式を譲ってもらった。


ユックリちょっとずつ直そうと思います。

このバイクは、そのフレームを譲ってくれた方のCLです♬
30年恋い焦がれたバイクに乗れて、書付きフレームが今 我が家にある………
天の意にそう11月でした。


路地裏ツーリング

2017年11月11日 | バイク

太宰府政庁、都府楼跡

ここは福岡県太宰府市。遠の朝廷(とおのみかど)の宮廷があった跡地です。


11月。この季節の天気は安定しない。
この日のツーリングは降ったり止んだり、じゃなく降ったり晴れたり、だった。

千年以上前、ここはどんな暮らしがあったのだろうと、万葉びとの生活に想いを馳せる。

近くの竈門神社に行く。




紅葉はもう少しだね。




春のカマド神社も良かったが、秋のここも最高の精神安定区域。又の名をパワースポット。
縁結びの神様、玉依姫のおわす場所。
玉依姫は「魂依姫」
心 依り添う姫君です。
参拝客の女子率99%(≧∇≦)

オジさんも来る。

住みなすものは心なりけり。

福岡の、宝箱★★★
また来ます。
いつでも来れます♬

六本松の 「ろっぽんぽん」

2017年09月07日 | バイク

「たいもち」ってなんだ……


「ろっぽんぽん」……ふざけた店名だ。

ここは福岡市中央区 六本松。

タイ焼きを米粉で作ってるお店。
普通は小麦粉でアンコ包みますね。


太宰府名物「梅ヶ枝餅」のタイ焼き版ってことです。
こりゃあ買わなくては……

店 せまっ!!
狭小住宅です。
六本松は、旧九大教養部があった学生街であり、下町情緒を残す「いい感じの店」激戦区だったんだが、まだ こういう店もあるのね♬


近所の女の子がカキ氷にイチゴシロップかけてます♬
縁台でお母さんと食べてました。

ウホホッ。
白いぞ
「焼きたて」はパリパリで香ばしく、あとを引く美味しさ。アンコが甘過ぎない。
よく高級タルトショップやケーキ屋さんのケーキ。これの褒め言葉に
「うーん、甘くなくてウマい!」
なんて言いかたしますが、これは本当に 甘くなくてウマい。
つまりアンコは茹で小豆とかじゃなく、小豆をこの店でチャンと炊いて作ってるんだ。

「二回は?イートインですか?」
「いえ倉庫にしてます」
「あ、この角度の階段じゃお客さんには危険かな」


九州大学が西区糸島に移ってから、元気なくなるんじゃないかと心配してましたが、こうやって若夫婦が頑張ってるのを見ると嬉しくなります♬
うん、尻尾までアンコ詰まってますね(^-^)

1匹140円……けっこう!!
また来ます♬♬

太陽の音楽が聞こえる。

2017年08月27日 | バイク

子供の頃は、夏が好きだった。
夏休みという付加価値は、子供にとって永遠のパラダイスシーズンと刷り込まれる。
いつも思うがバイクは屋根がないので、走行中は晴れてる限り灼熱の太陽にされされる。

暑い時に扇風機をつけると幾分涼しい。
何故か。
人体には皮膚の周りに空気の層がまとわりついていて、移動する時もこの空気の層も同時に移動する。 この空気の層は体温とほぼ同じ温度だが、寒い冬などは外気温の差で常に冷却されているが、暑い時、例えば気温34度だった場合、体温との温度差は「2度」しかない。
空気冷却でこの2度はほとんど関係ない。扇風機は強制的に空気の層を除去する作業をする。ただ吹いて来る空気温が34度だったら、おんなじ。全く涼しくない。
バイクで走る時も一緒で、走行中の風なんか「熱風」が吹き込んで来るだけの話なんだ。
「夏バイクは良いですね。涼しいでしょう」
違うんです。
と、言うわけで夏の暑さは大っ嫌いだが、子供の頃の刷り込みにより、ヤッパリなんだか夏は嬉しい貯金が利子付きで減らない。



どう言うことか………

青い空と白い雲をおいかけて行くんです♬


8月も もう終わりです。
空も少しづつ高くなる。
高度1万メートルに達する積乱雲がなくなってしまう前に、今日も空を追いかけます。