狐の日記帳

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『闇の狩人』

2018年03月31日 20時24分07秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『闇の狩人』のDVDを観ていました。

 時代は、徳川十代将軍家治の世。
 首席老中の田沼意次が絶大な権勢を誇っていた時代。
 江戸には、金で殺しを請負う「闇の狩人」という組織があった。

 天明四年の冬。
 浪人の谷川弥太郎は河津の弥市の手引きで、闇家業の親玉・白金の徳三を斬る。
 闇の稼業の一方の頭、五名清右衛門がライバルの徳蔵を消す仕掛けだった。
 弥太郎は、過去の記憶を失っていて谷川弥太郎と名乗っている。

 ある夜、弥太郎を片腕として雇い入れた五名は、五名と勢力を争う芝の元締である治平との談合の場に向かう……。

 五名は、元北前藩家老の下国左門から御家再興を願う蛎崎将監、筧軍兵衛らを亡き者にする依頼を請け負っていて……。

 監督は、五社英雄。
 出演者は、仲代達矢、原田芳雄、いしだあゆみ、岸惠子、松尾嘉代、丹波哲郎、藤田まこと、大滝秀治、東野英治郎、夏木勲、成田三樹夫、室田日出男、加藤嘉、ハナ肇、梅宮辰夫、神崎愛、役所広司、隆大介、東八郎、スマイリー小原、矢野宣、千葉真一、など。
 原作は、池波正太郎の同名の時代小説です。
 ピカレスクロマンの映画であります。




 異様に存在感のあるお方がもりもり出てきます。
 濃ゆいです。非常に濃ゆいお方達がたくさん出演しております。

 物語は何処に転がっていくのかさっぱりわからないはらはらどきどきする展開。
 切ない切ない義理と人情のお話であります。
 ねっとりと濃ゆい因果の果てのお話なのであります。

 面白かったですよ。
 楽しめました。



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