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おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第12・3062

2015-06-15 | 万葉集巻12
【  忘( わす )れ草( ぐさ )  垣( かき )もしみみに  植ゑたれど       ( しこ )の醜草( しこぐさ )  なほ恋( こ )ひにけり  】                              くるしくても   やわらげてくれる  忘れ草      垣までびっしり           . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3056

2015-06-14 | 万葉集巻12
【  妹が門( かど )  行( ゆ )き過ぎかねて  草( くさ )結ぶ  風吹たき解くな  またかへり見む  】                           あなたの   門のまえで    通り過ぎること    できなくて                               . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3060

2015-06-13 | 万葉集巻12
【  忘( わす )れ草( ぐさ )  我( わ )が紐( ひも )に付く  時となく  思ひ渡れば  生( い )けりともなし  】                               くるしくても    やわらげてくれる  忘れ草       私のひもにつけたょ                       . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3611

2015-06-12 | 万葉集巻15
【  大船( おおぶね )に  ま梶( かぢ )しじ貫( ぬ )き  海原( うなはら )を  漕( こ )ぎ出( で )て渡る  月人をとこ  】                            天界の大船    左右のかじを  すべてとぉされ     母なる海                         . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3054

2015-06-11 | 万葉集巻12
【  相思( あひおも )はず  あるものをかも  菅( すが )の根の  ねもころごろに  我( あ )が思へるらむ  】                           私のこと    なんとも想ってくれない  あなたを       菅の根のように                              &n . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3610

2015-06-10 | 万葉集巻15
【  安胡( あご )の浦に  舟乗( ふなの )りすらむ  娘子( をとめ )らが  赤裳( あかも )の裾( すそ )に  潮( しほ )満つらむか  】                           三重県志摩郡    安胡の浦で  舟あそびを    しているだろう     乙女たち                          . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3049

2015-06-09 | 万葉集巻12
【  桜麻( さくらあさ )の  麻生( をふ )の下草( したくさ )  早く生( お )ひば  妹( いも )が下紐( したびも )解( と )かざらましを  】                           桜麻の   麻畠の下草のようなあなた  2mにもなる      麻になっていたら                               私は            . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3029

2015-06-08 | 万葉集巻12
【  貞( さだ )の浦( うら )に  寄する白波  間( あひだ )なく  思ふをなにか  妹に逢( あ )ひ難( がた )き  】                             貞の浦に   よせくる白波のように  たえまなく       想っているょ                          . . . 本文を読む

万葉集巻第15・3609

2015-06-07 | 万葉集巻15
【  武庫( むこ )の海の  庭良( にはよ )くあらし  いざりする  海人( あま )の釣舟( つりぶね )  波の上( うへ )ゆ見ゆ  】                          摂津国の昔の郡名   武庫の海  ぃまの    兵庫県尼崎市から西宮市にかけての     海岸地帯は   漁場がぃぃょぅですね                      . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3026

2015-06-06 | 万葉集巻12
【  君は来( こ )ず  我( あれ )は故( ゆゑ )なく  立つ波の  しくしくわびし  かくて来( こ )じとや  】                          ぃとしぃぁなたさま   こられなぃ  私は    わけもなく                       . . . 本文を読む

万葉集巻第12・3011

2015-06-05 | 万葉集巻12
【  我妹子( わぎもこ )に  衣( ころも )かすがの  宜寸川( よしきがは )  よしもあらぬか  妹が目を見む  】                          あなたに   衣をかす  春日の     宜寸川の名のように                              よいきっかけは                            ないだろうか    . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2201

2015-06-04 | 万葉集巻10
【  妹( いも )がりと  馬に鞍( くら )置きて  生駒山( いこまやま )  打( う )ち越え来( く )れば  黄葉( もみち )散りつつ  】                          あなたのもとへと   馬に  くらを       おいて                             . . . 本文を読む

万葉集巻第10・2051

2015-06-03 | 万葉集巻10
【  天( あま )の原( はら )  行( ゆ )きて射( い )てむと  白真弓( しらまゆみ )  引きて隠( かく )れる  月人( つきひと )をとこ  】                           天界の野原   ぉわたりになられ  矢を      はなたれるため                        &nb . . . 本文を読む

万葉集巻第11・2668

2015-06-02 | 万葉集巻11
【  二上( ふたがみ )に  隠( かく )らふ月の  惜しけども  妹が手本( たもと )を  離( か )るるこのころ  】                          二上山に   かくれる     満月のように      おしいょ                               & . . . 本文を読む