【 滝( たき )の上( うへ )の 三船( みふね )の山ゆ 秋津辺( あきづへ )に 来鳴( きな )き渡るは 誰呼子鳥( たれよぶこどり ) 】 滝のほとりの 奈良県吉野郡吉野町 宮滝の 柴橋から
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【 高松( たかまつ )の この峰( みね )も狭( せ )に 笠( かさ )立てて 満( み )ち盛( さか )りたる 秋の香( か )の良( よ )さ 】 高円山さまの この峰 ぃっぱぃに . . . 本文を読む
【 雁( かり )がねの 寒く鳴きしゆ 春日( かすが )なる 三笠( みかさ )の山は 色付( いろづ )きにけり 】 雁さま 寒くなったぉ空で 鳴かれましたときから &nb . . . 本文を読む
【 妹( いも )が紐( ひも ) 解( と )くと結( むす )びて 竜田山( たつたやま ) 今こそもみち はじめてありけれ 】 あなたのひも ほどいて またしっかり結んで &nb . . . 本文を読む
【 雁( かり )がねの 寒く鳴きしゆ 水茎( みづくき )の 岡( をか )の葛葉( くずは )は 色付きにけり 】 雁さま 寒くなったぉ空で 鳴かれましたときから &nbs . . . 本文を読む
【 妹( いも )が袖( そで ) 巻来( まきき )の山の 朝露( あさつゆ )に にほふ黄葉( もみち )の 散らまく惜( を )しも 】 あなたの袖を枕に 巻来の山の 朝露で色付ぃた &nb . . . 本文を読む
【 あらたまの 年の経行( へゆ )けば 率( あども )ふと 夜渡( よわた )る我( われ )を 問( と )ふ人や誰( たれ ) 】 ずっと 春には
北国へゅかれ 晩秋に
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【 我( わ )がやどに 咲ける秋萩( あきはぎ ) 常( つね )にあらば 我( あ )が待つ人に 見せましものを 】 ぉ庭ではぐくんでぃる 秋萩さまは ずっと
咲ぃてはぃなぃので . . . 本文を読む
【 さ額田( ぬかた )の 野辺( のへ )の秋萩( あきはぎ ) 時なれば 今盛( さか )りなり 折( を )りてかざさむ 】 額田の野はら 秋萩さまの シーズンなので ぃま
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【 彦星( ひこほし )の 妻呼ぶ舟の 引( ひ )き綱( づな )の 絶えむと君を 我( わ )が思( おも )はなくに 】 彦星さまが 織女星さまのもとへ むかわれます引き舟の ぉつなのょぅに   . . . 本文を読む