おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第3・349

2010-03-01 | 万葉集巻3

【  生けるもの  遂 ( つい ) にも死ぬる  ものにあれば  この世にある間 ( ま ) は   楽しくをあらな  】

                               大伴旅人


  生きている

 あいだに 

   楽しみましょう 

                         はぃ 

                           すき

 ぃとしぃぁなたさま   

   だぃすき 

                       大伴旅人さまが 

                      太宰府に  

                        赴任されましたのは 

                             727年で

         当時

     息子の

大伴家持さまは 

 10才の少年で

                    ご一緒に

             太宰府に 

              おられ

                                お母様の

                      大伴郎女さまが  

                       亡くなられました時に

  父 大伴旅人さまの

 異母ご兄妹の 

  坂上郎女さまが

                                     ご養育係として

                  太宰府に来られて 

                    万葉集巻第4・564が歌われました

    この時

 山上憶良さまが  

  奥さまを亡くされました

                 大伴旅人さまの

              お悲しみを  

                御自身の痛みとして

                          万葉集巻第5・798

                     お歌いに  

                      なられています

         天平2年の

   お正月 

太宰府の 

  大伴旅人邸で

           梅花の宴が開かれ

          筑紫諸国から 

           人々が集まって

                        万葉集巻第5・827など

                      32首の梅の歌が  

                        披露されました

  これほど盛大で

華やかな歌の宴は 

 ないそうです

               そこに

              少年の 

               大伴家持さまも

             おられたのでしょうね

                   太宰府時代の

                 父 大伴旅人さまの  

                   有名なお歌に 

                       讃酒歌

   万葉集巻第3・338

 万葉集巻第3・348 

   万葉集巻第3・351などありました

                       父 大伴旅人さまは

                     この天平2年の 

                       歌の宴の

                次の年

              7月に 

               67才の生涯を閉じられました

  このような環境から

  息子の 

  大伴家持さまは

               天平の精神を

             父から 
       
              自然に継承しつつ

                           柿本人麻呂さまの

                          極まる 

                           白凰の伝統に

                 御自身の

               世界を 

                  つなげてゆかれ

   万葉集の

 精神を 

    おつくりになられます

            歩みはじめることに

            なられた 

              そうです 


                         あしたは

                       スタートするのに 

                         とってもいいとき

   今は

が降っています 

  けれど

                     満月の光の

                    清らか空気が  

                      ただようとき 

   あらたな心で

 一歩  

   ふみだすといいそうです

                          明日始めたことは

                       豊かな波動が 

                        大きく広がっていくので  

                  背中に

               背負うもの 

                 覚悟すると

   選ぶ道が

決まってゆくような日 

 だそうです




                        ありがとう於良


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