軽井沢花井農園日記

軽井沢で農業を始めた男の独り言

冬は続く

2015-02-08 16:06:59 | 日記
軽井沢では12月と1月は農業作業としてはほとんどやることがありません。
僕はその間は次の年の計画をたてるのが主な作業となり、後はハウスの中で自家製のぼかし肥料をつくるのが恒例なのですが、去年の大雪によるハウスの倒壊でそれもできません。ハウスの再建は作業員の確保が難しく、去年再建の予定が今年の1月に変わり、さらに今2月になっても確定できません。不安になってきます。せっかく国と自治体から補助金が下りたのに困ってしまいます。季節的には立春だというのに、今日も雪。我が家はまだ冬の状態です。でもハウスが建つと信じてトマトの苗を発注しようと考えています。春が待ち遠しいのですが、ハウスあっての農作業なので複雑な気分です。

今NHKテレビで「限界集落株式会社」という農業を取り上げたドラマがオンエアされており興味深く観ています。軽井沢は限界集落ではありませんが、農業は有機無農薬栽培と収入確保はなかなか両立しません。僕のように新規就農者はこれをどうするかが課題です。今はまわりの協力者と色々作戦を考えています。希望を現実にするべく我が家の薪ストーブのように赤々とマグマをためています。