軽井沢花井農園日記

軽井沢で農業を始めた男の独り言

春近づく

2015-03-15 17:40:00 | 日記
昨年の7月にここ軽井沢に家を建て、はじめて軽井沢の冬をまるまる過ごしました。
地元の方も今年の冬は例年より寒いといっていましたが、覚悟をしていたので思ったほど寒くなかったような気がします。もちろん家の中は基本的に床暖房と薪ストーブが
活躍していました。農園事務所もエアコンを取り付けているので一応寒さ対策はできています。それでもさすがに朝の犬の散歩は重装備の防寒対策をしています。毛糸の帽子、ネックウォーマー、手袋、厚手の靴下にダウンジャケットが欠かせません。吐く息が白く雪道を歩いていると、よくこんなところに引っ越して来たもんだと思うこともありますが、自然に囲まれていると東京では感じない「心身が浄化される」感じに気付きます。また気温の変化にも敏感になり季節の息づかいを察知できます。
家の玄関の横にふきのとうが一斉に芽を出しました。昨年は例の原発事故によるセシウムの値が高く食しませんでしたが、今年は大丈夫そうなので食べてみようかなと考えています。1年に1回ぐらいなら大丈夫かな。こんな心配をしながら農業をすすめるのですから
人間の罪深さは深いものがあります。しかし自分にできる範囲で自然農法に近付いていくつもりです。そろそろ農業開始。