【12月19日(日)の天気予報】昼間は寒さ和らぐ 北陸や東北は雷雨や強雪注意
【12月19日 朝 気象情報】これからの天気
石川県では竜巻注意情報も/北陸・東北 雷雨や強雪注意
12/19
低気圧が通過する影響で、北陸や東北の沿岸部は一時的に雨が強く降ります。雷や霰(あられ)を伴う所がある見込みです。
長野県に大雪警報/さらなるドカ雪に警戒
台風22号は、16日から17日にかけてフィリピンを通過しました。中部や南部などで、強風により多くの家屋が倒壊したほか洪水が発生し、大きな被害が出ています。
AP通信によりますと、災害対策当局や警察などにより死者はこれまでに少なくとも39人報告されていますが、中部ボホール州の知事は19日、州内でこれまでに少なくとも63人の死亡が確認されたと発表しました。
当局の報告にはボホール州は含まれていないとみられ、死者は、フィリピン全土で100人を超える可能性があります。まだ被害状況が把握できていない地域もあるということで、死者がさらに増えることも懸念されます。
Typhoon Rai: Philippines hit with severe flooding as storm intensifies to Category 5
2021/12/17
マレーシアで大洪水、避難3万人超
【12月19日 AFP】マレーシアがここ数年で最悪の大洪水に見舞われている。自宅からの避難を余儀なくされた人は、19日までに全国で3万人を超えた。
17日から続いた豪雨により河川の氾濫が相次ぎ、各地で都市部が冠水。主要道路が寸断されて数千人が路上で立ち往生した。
政府のウェブサイトによれば、被災者数は八つの州と連邦直轄区で3万人を超え、うち1万4000人以上が中部パハン(Pahang)州で被災した。連邦直轄区の首都クアラルンプールの周囲に広がる国内で最も経済的に豊かなスランゴール(Selangor)州でも、1万人近くが避難している。
イスマイルサブリ・ヤーコブ(Ismail Sabri Yaakob)首相は19日の記者会見で、洪水の規模に驚きを表明。「スランゴール州で18日に降った雨は、平年の1か月分の雨量に相当する」と述べ、被災者への迅速な支援を約束した。
全国的に雨は収まりつつあるが、政府ウェブサイトは、19日午後時点で中部と北東部の6州で氾濫危険水位を超えているとしている。
クアラルンプールを発着するバス路線は数十本が運行を中止し、クラン(Klang)港への鉄道路線も不通となっている。また、スランゴール州に3か所ある浄水場も操業を停止しており、首都と州内で数万人が断水に見舞われるとみられる。(c)AFP