米英を騒がせ続けているヘンリー王子とメーガン妃に関し、米国下院の元議長ニュート・ギングリッチ氏が米メディア「フォックス・ニュース」に22日までに寄稿した。
ギングリッチ氏は、正副大統領に次ぐ米国ナンバー3の高位の下院議長を務めたことがあり、1997年には訪台したこともある元大物政治家。ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」の全6話をじっくり見た結果、どうしても自分の意見を言いたくて、思わずフォックス・ニュースに寄稿してしまったという。
ギングリッチ氏は「支離滅裂なホームムービーでした。メーガンとハリーが〝施設〟の邪悪なスタッフから恐ろしい目にあわされ、王族から嫉妬を受け、悪意のある英国の新聞にいじめられたという物語。自己憐憫、泣き言、そしてうんざりするような言い訳を見ました。現実世界に対応できない2人の少年たちが出会ってしまった物語を見ているように感じました」と指摘した。
大人にならない少年、まるでピーターパン扱いだ。また、金もうけのにおいを感じたという。
「たまたま何時間ものホームムービーを持っているというのは疑わしいです。彼らはドキュメンタリーを長い間、計画していたのではないかと思いました。実際、王室離脱してすぐにネットフリックスと150億円の契約を結んだんだから」
そう感じてからは、ドキュメンタリー内のメーガン妃に違和感を抱くようになったという。
「メーガン妃がプロの女優であることが明らかになりました。彼女は自分のセリフを伝え、いい時に涙を流し、適切なタイミングで決めポーズを取りました。でも、ドキュメンタリーではなく、ドラマとして見ると、厄介な王室のスタッフと悪意のある英国の新聞の冷たい世界の中で、幸せを必死に探しているハリーとメーガンを応援したくなるかもしれません」とギングリッチ氏は締めくくった。