
ご近所の古屋敷には3本の桜の木がある。古家敷といっても、ここは元泥田の埋め立て地で住宅地になった所だから、せいぜいで35年ほどではないだろうか?
古家敷の証しは坪数が大きい敷地が表わしている。と言っても200坪ちょっとか?桜を自宅でこれだけ大きくするにはかなり広い敷地が要る。古い家は狭くてツタがからんでいて陰気くさいのだが、主役は何と言っても庭に植えてある3本の大きな桜の木だ。
特に念入りに作ってある庭ではない。ただ植えたサクラの樹齢が進み、非常に枝の張り具合、花のつき方が見事になったものだ。
サクラの樹と花の見事さと、ただそれだけという素朴さが「かくありなん」という説得力がある。好きな風情だ。桜の木は咲くと非常に目立つのでご近所を楽しませていると思う。ただし、桜は花が散った後、ものすごく毛虫がたかるので手入れが大変だろう。その点家主さんはよく維持されていると思う。すぐ近所でお花見ができるので、感謝、感謝。おそらくこの家主さんは昔の泥田の持ち主のお一人だったのではないだろうか?埋め立てしてから新入してきた者にはとても出せない風情だからだ。
早朝、デジカメを握って走ったのだが、気のせいか、背中の骨折跡の痛みが減少していて、いい感じだった。こんなふうにカメラを持って走ったり、スーパーに買い物に行ったり、ダイエーで2割引きの衣料品をあさったりしているのが、きっとリハビリになっているのだろう。
ちょっと一言おわびです――ブログの改装について:気持ちとぴったりくるテンプレートがみつからず、ふらふらしております。いま、しばらくご辛抱ください。