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とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

ストレスとは何か?

2006年08月12日 08時33分07秒 | 老人介護・心の不調・ストレス
故郷へ帰って、介護という肉体労働をしてきたにもかかわらず4キロ太って帰って来ました。一つには肉体労働をしなければならないという自覚から、きちんと食事をとったことに原因があるかもしれません。が....
ところが、東京圏に帰ってきたら、身体を休めているにもかかわらず、食事もまあまあとっているにもかかわらず、また痩せてきてしまいました。

原因を考えるに、東京圏の生活は、ストレスの山に囲まれているのだなあというのを実感しています。

日ごろ、ストレス、ストレスと言うけれど、ストレスって一体何物なのか?

ちょっと、調べたり、考えてみようと、ここ2日ほど格闘していました。
まず、辞書をひいてみました。

ストレス[2]
〔stress〕
(一)外界から与えられた刺激が積もり積もった時に防衛反応として示す、生体の肉体上・精神上の不具合。
「―がたまる/―を解消する」
三省堂 『新明解国語辞典 第五版』

(stress 1)圧迫、抑圧 緊張 緊迫 (クラウン英和)

ストレス 2 [stress]
(1)精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)
が原因で引き起こされる生体機能の変化。一般には、精神的・肉体的に負担とな
る刺激や状況をいう。
「―を解消する」
大辞林(国語)

ストレス [stress(緊張)<ラ stringere(かたくしめつける)]
[2] 力学で,内力,応力.物体に外からの力が加えられた時,内部に生ずる力
(ひずみ).〈明〉

[3] 【医】 刺激警告反応.なんらかの刺激が引き起こす生体の防御的反応.
また,その反応を引き起こす条件(ストレッサー),すなわち,外傷・手術・寒
冷・疲労・怒り・不安など.〈現〉⇒ストレス学説.

▼ストレス学説
ストレスを中心とした生理・病理学説.ストレスが加わると生体は脳下垂体・副腎
皮質ホルモンを分泌,刺激に対応しようとするが,これが過度にわたると高血圧
のような病気の原因となるとする.汎適応症候群の学説とも.〈現〉

★1956年,カナダの医学者セリエ[H. Selye]が提唱.
(大辞林 カタカナ語)

つまりは、心配ごと、悩みごと、うまくいかない憔悴感などに加えて、疲労が重なり、強い刺激となって、「あっ、まずい」程度の危険信号なのが、強い不安感なって何倍にもふくらんで感じられる、そのふくらみにとりこまれるというイメージか?

一時、誰かが、ストレスにやられることを酒酔いの例えで言ってきたことがあった。ストレスにやられるということは、酒に酔いつぶれることだと。しかし何人かで酒を飲んでいると、最後に残った人は酔うことができず、しゃきっと役をやらされて、酔いつぶれた仲間をタクシーに乗せて家に送らなければならない。
それが、ストレスにやられた時の構図だと。

私は、お酒が飲めないので、この例えには関心はあるが、実感がともなわないのが難である。

ストレスが脅威をもってせまってくるものであれば、ケンカと同じで、気迫に勝つか負けるかの紙一重の勝負であるのか?
しかし、こう不快なこと、不快な情報過多に長く刺激されると、長期戦になっている感があるので、慢性化してきた印象もある。

街を歩くと、やけに”癒し”だとか”リラクセーション”系統のお店が目につく。
今、はやっているのは、お風呂だと言っていた人がいた。

確かに、リラクセーションは、現代では大切なことなのかもしれない。
が、業者がやっているものは、お金もかかるし、表層的、短期的なものが多いので、経済的に余裕のあるときに限り、遊びのつもりでやろうと思っている。

肝心なのは、無料の日々の対策と、どの程度ストレスにやられているかの判断だと思う。場合によっては、専門家との相談が大切と考えるが、判断がむずかしい。

2日、考えたわりには、ろくなことしか書けなかった。ストレスとは何かを考え始めたら、うんと強いストレスがかかった。けれど、そこをこらえて、なんでもはっきりさせたほうが落ち着きはしませんか?

それにしても、ああ、疲れた。

付録に、『心理学辞典』有斐閣で調べたものを載せておきます。

ストレス stress
心身の適応能力に課せられる要求(demand)、およびその要求によって引き起こ
される心身の緊張状態を包括的に表す概念である。
  (なか飛び)
ストレスとは、もともと「圧力」「圧迫」や「苦悩」などを意味する言葉であっ
たが、1930年代後半にカナダの生理学者”セリエ”によって、「外界のあらゆる
要求によってもたらされる身体の非特異的反応」として提唱された。彼のストレ
ス学説によれば、生体に与えられた有害刺激は、副腎皮質の肥大、胸腺・膵臓・
リンパ腺の萎縮、胃と十二支指潰瘍の出血や潰瘍に代表されるような、さまざま
な刺激に対して共通の(非特異的な)生理学的変化を引き起こす。このような変
化は”汎適応症候群とよばれており、ストレスとはそれが生じている状態を指す
のである。
 1960年代後半になると、生活環境の変化や生活上の出来事と心身の疾患との関
連性について検討した生活ストレス(life stress)研究を契機として、ストレス
に関わる心理社会的要因を明らかにしよとする研究が盛んに行われるようになっ
た。ホームズとレイ(Holmes,T,
H& Rahe,R,H11967)は生活上の重大な出来事(stressful life evevt)によって
引き起こされた生活様式の変化に再適応するまでの労力が心身の健康状態に影響
を及ぼすという考え方に基づいて、社会的再適応評定尺度(Socialreadejusymennt
rating scale)を作成し、個人のストレス・レベルを測定しようとした。この尺
度は、生活上何らかの変化をもたらす出来事が記述された43の項目からなり,各
項目には出来事の重大さに応じて重みづけ得点(life change unit;LCU)が与え
られている。過去1年間のLCUUの合計が一定の基準を超えると心身疾患に羅患す
る可能性が高まることが、報告されているが、出来事の重大さの評価の個人差が
反映されていないこと。LCUと心疾患との間に必ずも高い相関が認められないこ
となどの問題点も指摘されている。
 これに対して、”ラザラス”とフォルクマンは、環境からの要求に対する認知
的評価(cogenitive apppraisal)や、コーピングという個人的変数を導入し、環
境と個人との相互作用を強調する心理的ストレス・モデルを提唱した。人が環境
からの要求に直面した場合、害や脅威、それがその個人にとってもたらすもので
あると評価されると(一次的評価)、ネガティヴな”情動”(抑うつ、”不安”、”
怒り”いらいらなど)が喚起される。またその要求をコントロールできるか否か
の評価(二次的評価)が情動の種類や強度を規定する。すなわち、環境からの要
求そのものが直接ストレスを引き起こすのではなく、要求の有害性やコントロー
ル可能性の評価がなされることによってはじめてその要求はストレッサーとなり、
情動的ストレス反応を引き起こすものとなるのである。こうした評価を経て喚起
された情動的反応は、それを低減することを目的とした行動を動機づける。その
ようなあらゆる行動はコーピングと呼ばれている。コーピングが環境からの要求
に対する有害性の評価を低減するように作用すればストレス状態は緩和されるが、
そうでない場合にはストレス状態は慢性的に持続して、生理的ストレス反応や認
知・行動的ストレス反応をもたらし、心身の健康を損なう可能性を高めるのであ
る。このような考え方は、心理的ストレス研究に大きな影響を及ぼし、現在では
最も広く受け入れられるものとなっている。


「ストレス緩衝効果」
要約すると、ストレッサーのレベルが中程度だと、ストレス反応が個人的あるい
は環境的な資源(resource)によって緩和される。

「ストレス・マネジメント」
要約すると「ストレス」成立を阻止するための対応策だが、個々の方法ではなく
諸方法の体系を指す。
ストレス概念の定義によって異なってくるが、
”セリエ”の定義に従えば、ストレス反応の成立の阻止、生起した反応の軽減に
力点がおかれる。
ホームズらのストレスー刺激説に基づけば、環境的要因の調節がその中心的対策
になってくる。
刺激ー認知的評価ー反応を含む過程を重視する”R.S.ラザラスのストレスー関係
説にたてば①刺激ー環境説②認知的評価を規定するストレス前半の各要因の改善
③長期反応(”不適応”疾病など)の治療など、ストレスー反応過程の各段階特
有の役割が考えられる。対象者がストレスー反応過程のどの段階に困難を持ち、
どのような介入を必要としているかを明確に捉える査定方法も、ストレス・マネ
ジメントに必須の過程である。

「ストレス免疫訓練」
広義には、”ストレスに対する適切な対処”(コーピング)行動を身につけると
ともに、ストレスに関連する諸問題を予防するための行動を学習し、健康な生活
習慣を獲得することをねらった指導プログラムを指す。
”自律訓練法”や筋弛緩法、呼吸法などを用いたリラクセーション・トレーニン
グ(弛緩訓練法)による心身の機能調整、ストレス刺激の脅威性や対処可能性の
評価の修正、個人に応じた対処行動の積極的獲得、新しい問題解決法や”社会的
スキルの習得、刺激統制と環境調整といった多面的な指導によって、いわばスト
レスへの「免疫力」を高めようとする指導法である。一方、狭義には、”マイケ
ンバウム”によって提唱されたストレスに関連する諸問題の解決のための”治療
パッケージ”をさす。ストレス・モデルの教授=学習に始まり(教育の段階)、
リラクセーション法や社会的スキルの獲得といった行動的対処、および否定的
な"自己陳述”の修正といった認知的な対処の方策を治療セッションのなかで実
践することができるための援助を行う(適応訓練の段階)という多段階のプログ
ラムが構成されている。

「ストレス面接」
ストレス負荷試験(メンタル・ストレス・テスト)の一つです。”ストレスに対
する生理的および精神的反応性を見るために行われる”面接法。被験者にとって
ストレスになるような話題を聞かせたり話させたりすることにより、その際の”
心電図、脈拍、血圧、呼吸曲線、”皮膚電気活動”、”ホルモン変化などを計測
する。ストレス面接により、狭心症発作が誘発されたり、血圧が異常に上昇する
例が報告されている。”ポリグラフ”を使った”うそ発見器”も、広い意味での
ストレス面接といえる。


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