ブラックアウト防止のため停電 東電管内で一時200万軒超
配信 FNN
東京電力管内では、「ブラックアウト」と呼ばれる深刻な大規模停電を防ぐシステムが作動し、一時200万軒以上の停電が発生したが、3時間で復旧した。 東京電力によると、地震発生直後に、およそ210万軒の停電が発生したが、この停電の大半は、UFRというブラックアウトを防止するシステムが作動したために発生したという。 地震により発電・送電設備が損傷して電力の需給バランスが崩れると、壊れていない設備まで連鎖的に停止し、ブラックアウトが発生するおそれがある。
UFRは、電力需給バランスの乱れを感知した際に、自動的に停電を発生させるもので、設備が連鎖して停止することによるブラックアウトを防ぐことができる。 16日夜の停電は、地震発生からおよそ3時間後に全面復旧した。
(ガスは出ていました)