AFPBB
米大統領候補ら、米朝首脳面会でトランプ氏を批判 「中東でも同じことを」との声も
【7月1日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が先月30日に板門店(Panmunjom)で面会したことについて、2020年米大統領選の民主党候補者らは、世界における米国の地位を傷つけ、金委員長に対して報われない譲歩をしているとトランプ大統領を批判した。
来年の大統領選で最有力候補となっているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領陣営の広報担当者は、トランプ大統領と金委員長の面会について、「米国の国家安全保障と国益を犠牲にして独裁者を甘やかす行為は、世界の舞台においてわが国をおとしめてきた彼(トランプ大統領)のやり方の中でも、最も危険なものの一つだ」と批判した。
有力候補の一人、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員はツイッター(Twitter)に、「われわれの大統領は、無慈悲な独裁者とのフォトオプ(写真撮影のために設けられる時間)や、ラブレターのやりとりのために米国の影響力を無駄遣いすべきではない」と批判し、代わりに「米国の安全の促進、同盟国の保護、人権擁護」に資する「原則に基づいた外交」によって北朝鮮に対応すべきだと主張した。
一方、一部の有力候補者からは面会を歓迎する声も上がった。バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、ABCテレビの日曜報道番組「ディス・ウイーク(This Week)」で、トランプ大統領が金委員長との面会を決めたことは「問題ない」とした上で、「敵対者と会うことは悪いアイデアではない。中東やペルシャ湾(Persian Gulf)でも同じことをしてくれたらと思う」と語った。
サンダース氏は、「北朝鮮を非核化できれば非常に良いことだ」と述べた一方、トランプ大統領は「米国務省を弱体化させた」と指摘し、米国と北朝鮮は「フォトオプをするだけではなく、外交的に前進すべきだ」と主張した。(c)AFP
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記事には、「66年ぶりに朝米両国の最高首脳が分断の象徴であった板門店で互いに手を取り合って歴史的な握手をする驚くべき現実が広げられた」と書かれている