長島首相補佐官は20日、今回の訪米について、次期トランプ政権の関係者と安全保障分野を中心に意見交換し「トランプ政権の方向性を探ることが一番のミッションだ」と強調しました。
長島氏は議会を訪問し、次期トランプ政権で要職への起用が取り沙汰されている、駐日大使を務めたハガティ上院議員と会談しました。
長島首相補佐官「トランプ政権の中で『日米関係もっとよくしていきましょう』と、非常に力強い言葉をいただいて、私もこれからの日米関係、楽しみになりました」
長島氏はこれに先立ち、大統領選で一時、トランプ氏の副大統領候補に名前が挙がったスコット上院議員とも会談しました。
トランプ氏に近い関係者と意見交換し、関係構築や早期の日米首脳会談の実現につなげたい考えです。
【長島首相補佐官】トランプ次期大統領に近い共和党議員らと会談
[ブラジリア 20日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は20日、公式訪問でブラジルの首都ブラジリアを訪れ、ルラ大統領と会談した。両首脳は外交関係を格上げし、幅広い経済協力に関する協定を結ぶなど、関係を強化することで合意した。
ルラ大統領によると両国は、農業や太陽光発電、通信、原子力エネルギーなど多くの経済分野で約40件の協定を締結した。
ブラジルは昨年、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への正式参加を見送った。ただ今回の首脳会談では、中国の一帯一路構想とブラジルの開発計画の「相乗効果」を見出すことでも合意した。
習主席は「中国とブラジルの関係は今、史上最高の時期にある」と述べ、両国は「黄金のパートナー」となる用意があるとした。また、地政学的、経済的利益を共有する国という意味で「運命共同体」という言葉を用いた。
ジェームズタウン財団の中国研究員、サニー・チュン氏は「この指定は、中国が本当に特別でかけがえのないパートナーとみなす国に与えられる」と指摘。「南半球の主導的国家として、また中国の長期的な経済および食料安全保障を確保する上での重要なパートナーとして、ブラジルの戦略的重要性を強調するものだ」と述べた。
習主席のブラジル首都公式訪問は、ペルーの首都リマで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議、リオデジャネイロで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に続いて行われた。