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とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

ジャック・ブレル  行かないで

2013年10月11日 03時08分44秒 | 音楽

 

      最近体調がわるくてね、9時に早寝したらなんと午前1時に目が覚めてしまいました。仕方ありません。浜矩子氏の『超入門 グローバル経済』を読み進めていたら、いつの間にかねていました。面白い本なんですけれどね。この時間に経済学の本を読むのはいくらなんでもきつすぎる。ということで、これもご縁かとついにジャック・ブレルの歌詞の一気訳に挑戦しました。どうぞ、たたき台として活用してください。おそらくブレルは仕上げがむずかしい。本当の「詩」にしたいですね。しかし欲張らず。まずは一気訳で作品世界に足をつっこむこと。ああ、この一足の勇気。ああ、おそろしや。あぁ、でも歌の意味がより分かって聴き易くなって、しあわせ。

わたしも、あとで時間があったらちょこちょこと修正して自分なりの完成をめざしたいと思います。(これを一気訳のあとのジグゾーパズルの楽しみと言っています。ぱちん、ぱちんと的確な言葉をはめこんでいけた時のうれしさ。長い作品だと何年もかかるのはザラ)(著作権・翻訳権にうるさいかたがたへ。これは練習、練習ですよ。翻訳権をにぎった方々の訳はすばらしいハズですから不可侵のものと胸をはってていいんじゃないですか?ブレルは歌を一人でも多くの人が聴いてくれることを草場の陰から祈っていると思いますよ。それだけが喜びでしょ。わたしはそう思ってブレルや他の歌手の歌をジャンジャン聴く。そして幸福感を与えてもらっています。かれらを知ることは私の喜びでもある。本当に深い喜びになります。ちょっと努力がいるかもしれないけれど、苦労の元はとってあり余るほど。)

ブレルに関しては、私たちにはガブリエル・バンサンがブレルの唄に深い感銘を受け、描いた絵本『老夫婦』がおなじみですね。

商品の詳細 

ジャック・ロマン・ジョルジュ・ブレルフランス語: Jacques Romain Georges Brel1929年4月8日-1978年10月9日)は、ベルギーで生まれフランスで成功したシャンソン歌手作詞作曲家、またその作詞の素晴らしさから詩人とも評された人物。英語圏においてもその詩は数多く翻訳され知られている。またフランス語圏では俳優および映画監督としても有名である。ウイキイ

 

 

Ne me quitte pas (Jacques Brel) - [English subtitles]

 

Paroles de la Chanson : Ne me quitte pas

Ne me quitte pas          行かないで

Il faut oublier           忘れねば
Tout peut s'oublier                        忘れr去れるものすべてを
Qui s'enfuit déjà               すでに忘れ出している
Oublier le temps              時間を忘れるんだ
Des malentendus                    けんかばかりしていた時間を
Et le temps perdu                そして失なわれた時間を
A savoir comment       知ろうとして
Oublier ces heures             どうやって忘れようかと
Qui tuaient parfois            時には殺していた
A coups de pourquoi         なぜなぜとつめより
Le cœur du bonheur     幸せな心を

Refrain
Ne me quitte pas          行かないで
Ne me quitte pas          行かないで
Ne me quitte pas          行かないで
    Ne me quitte pas      行かないで


Moi je t'offrirai              ぼくは、
君に贈るよ
Des perles de pluie       雨の真珠を
Venues de pays                    雨の降らない国からきたもの
Où il ne pleut pas  
Je creuserai la terre       ぼくは土を掘る
Jusqu'après ma mort          ぼくが死んだあとまで
      Pour couvrir ton corps     君の身体を覆うために
D'or et de lumière      金と光で
Je ferai un domaine            ぼくは領地をつくるよ
Où l'amour sera roi            そこでは恋が王様だ
Où l'amour sera lo        i恋が法律だ
Où tu seras reine           君が女王になる


Refrain
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas        行かないで


Ne me quitte pas                 行かないで
Je t'inventerai                              ぼくは君をつくりだす
Des mots insensés                 すばらしい言葉で
Que tu comprendras            君が分かる言葉で
Je te parlerai               ぼくは君に話す
De ces amants-là                この愛人たちについて
Qui ont vu deux fois        2回見たんだ 
Leurs cœurs s'embraser                 愛人たちの心が燃えあがるのを
Je te racontera                 ぼくは君に出会うだろう
Mort de n'avoir pas         死んで
Pu te rencontrer                          君に出会うことができなかったのだ

Refrain
Ne me quitte pas       行かないで
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas       行かないで
Ne me quitte pas       行かないで


On a vu souvent           たびたび見たよ
Rejaillir le feu                火がほとばしるのを
De l'ancien volcan         古い火山から
Qu'on croyait trop vieuxt              古すぎると思っていた火山から
Il est paraît-il           思わないか
Des terres brûlées              焼け焦げた土のほうが
Donnant plus de blé               もっと多くの小麦を生むと
Qu'un meilleur avril           よりよい未来より
Et quand vient le soir           そして日が暮れると
Pour qu'un ciel flamboie              空が炎をあげて燃え上がる
Le rouge et le noir       赤と黒の炎
Ne s'épousent-ils pas            その炎は結婚しないんだ


Refrain
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas        行かないで
Ne me quitte pas        行かないで


Ne me quitte pas       行かないで
Je ne vais plus pleurer    もう泣かないよ
Je ne vais plus parler       もうしゃべらないよ
Je me cacherai là            ぼくはそこに身を隠す
A te regarder               君をながめるために
Danser et sourire           踊りほほえむ君を
Et à t'écouter                            君の言葉を聞くために
Chanter et puis rire           歌い笑う君を
Laisse-moi devenir                          ぼくをなるままにしておいて
L'ombre de ton ombre              君の影の影になる
L'ombre de ta main                君の手の影になる
L'ombre de ton chien               君の犬の影になる


Refrain
Ne me quitte pas              行かないで
Ne me quitte pas             行かないで
Ne me quitte pas           行かないで
Ne me quitte pas       行かないで

 

 10月27日  一応これで一気訳完成としておきます。 

この歌を愛の歌だと思ったら×ですよ ne me quitte pasのウイキペデアの仏語版を見てみると、

La chanson est écrite après la séparation de Brel et de Suzanne Gabriello (bien que ce soit lui qui l'ait quittée). Elle est arrangée par François Rauber.

この歌は、ブレルとスザンヌ・ガブリエロとの別れの後で書かれた(離れていったのはブレルのほうであるが)。脚色はフランソワ・ローベ。

 (中略)

Composition et analyse des paroles[modifier | modifier le code]

ジャック・ブレルはインタビューの際に言う。この歌は愛の歌ではない。一般聴衆が持っている共通の認識に反して男の臆病さ、卑劣さを歌った歌である。 

 (ふー、歌詞の読みはむずかしいですね。)                                                  

 

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