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トランプ氏、G20後に会見 北朝鮮に足を踏み入れるのは「問題ない」
【6月29日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は29日、大阪で行われていた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)閉幕後に記者会見を行った。
トランプ大統領は会見で、中国に対する追加関税を当面は発動しない考えを表明した。
これに先立ちトランプ氏は、習近平(Xi Jinping)中国国家主席と深刻化する貿易戦争について協議。G20後の会見では、米政府としては「少なくとも当面は」中国に対する追加関税を見送る一方で、現行の関税については撤廃するつもりはないと明言し、「これからも交渉を続けていく」と述べた。
一方、北朝鮮をめぐっては、 同国の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長との会談が韓国との軍事境界線沿いで実現するのであれば、北朝鮮に足を踏み入れることは、「何の問題はない」と述べた。
トランプ氏は同日朝、韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)で金委員長と会う用意があるとの考えを明らかにしており、DMZで金氏と会談を行う計画が実現すれば、北朝鮮側に足を踏み入る可能性はあるのかとの記者からの質問に対し、「もちろん(可能性は)ある。そうすることにまったく抵抗はない。何の問題もない」と述べた。
さらにトランプ氏は、昨年10月にトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館内でサウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ(Jamal Khashoggi)氏が殺害された事件についても言及し、「非常に憤りと不満」を覚えるとコメント。
しかし、事件への関与を疑われるサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)との会談中に事件の話をしたかどうかについての質問が飛ぶと、サルマン皇太子に対して「これまで直接非難した人はいない」と答えた。(c)AFP
プーチン氏、G20夕食会にマイカップ持参 「被害妄想?」臆測飛び交う
映像には、他国の首脳が一般的なワイングラスで飲み物を口にする中、プーチン氏が魔法瓶タイプの白いマグカップで何かを飲む姿が映っている。
ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は国営ロシア通信(RIA Novosti)に対し、「プーチン氏は、常にあのマグカップで紅茶を飲んでいる」と説明している。
プーチン氏は自分のマグカップで、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と乾杯。一方のトランプ氏がワイングラスから飲んでいたのは、コーラと思われる暗褐色の液体だ。
G20のような国際会議にマイカップを持参したプーチン氏をめぐり、インターネット上では同氏が誰も信用していないのではないかとの臆測が飛び交った。
プーチン氏のパロディーアカウント「@DarthPutinKGB」はツイッター(Twitter)に、「私がこれまで目にしてきたものを目撃すれば、あなたもマイカップを持参するようになるだろう」と投稿している。(c)AFP
G20の首脳夫人ら、大阪でのシンポジウムに出席
2019年6月29日 18:45 発信地:大阪 [ 日本 アジア・オセアニア ]
6月29日 AFP】大阪で29日、20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて行われたシンポジウム「海は輝くいのちの源(Ocean a precious resource for our lives)」に、各国首脳の配偶者や子どもたちが参加した。
シンポジウムでは、安倍昭恵(Akie Abe)首相夫人が開会スピーチを行った。(c)AFP
夢を実現! ポップコーン売りが造った飛行機 パキスタン
Pakistani popcorn seller arrested for building a mini plane
ヤンキース田中、ロンドンでの「歴史的」一戦での登板は「光栄」
エルドアン大統領 S400の配備は予定通り
トルコのエルドアン大統領は29日、ロシアのプーチン大統領との会談に臨み、ロシア製地対空ミサイルシステム「S400」を予定通り配備することを明らかにした。
会談なければ問題なし? なぜ日韓首脳会談は必要か
大阪で開催中の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、待望の興味深い首脳会談が多く開かれているが、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と安倍首相の日韓首脳会談は行われない。日韓は主要な貿易相手国だが、歴史をめぐる論争から、安倍首相が文大統領のためだけの時間を見つけられない事態につながった。立場の違いのレベルは非常に大きく、多くの人が会談を行わないことが現在最良の選択肢だとみなすほどだ。
米大統領 首脳会談を前にサウジアラビアの反テロ対策を賛美
© REUTERS / Kevin Lamarque
米国のトランプ大統領はサウジアラビアのムハンマド皇太子と会談に臨むにあたり、サウジアラビアが進める反テロ対策を高く評価した。
露米首脳会談 新STARTの延長について協議「道のりは遠い」=ロシア紙
© Sputnik / Aleksey Nikolskyi
ロシアのプーチン大統領は米国のトランプ大統領と会談した。会談後の記者会見で、新戦略兵器削減条約(新START)は延長されるか、との質問に対し、プーチン大統領は協議を行ったものの、合意に至る道のりは遠い、と発言した。ロシア紙が報じた。
今週の5大ニュース 6月21日-6月28日
習氏、米朝に柔軟性示すよう呼びかけ