朝日新聞社 2020/02/03 23:16
© 朝日新聞社 中国疾病対策センターが公開した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真
世界中に感染が広がりつつある新型コロナウイルスについて、中国などの研究者らが3日、重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルスとゲノムの配列が類似していると英科学誌ネイチャーに発表した。感染源は、コウモリである可能性が強まったという。
論文の一つは、武漢ウイルス学研究所などのチーム。武漢市の海鮮市場で働いていた人を含む重い肺炎の患者7人のうち、5人から検出されたウイルスを解析した。その結果、ウイルスのゲノム配列はほぼ同じで、SARSコロナウイルスとも8割近くの配列が共通していた。さらに、コウモリがもつコロナウイルスの配列と96%が同じだった。チームは、今回のコロナウイルスを「2019-nCoV」と名付けた。
もう一つの論文は、上海の復旦大学などのチームによる。昨年12月に武漢の病院に入院した、海鮮市場で働いていた男性(41)から採取したウイルスを解析した。その結果、コウモリ由来のSARSコロナウイルスと89・1%配列が一致していたという。
論文は(https://nature.com/articles/s41586-020-2012-7)と(https://nature.com/articles/s41586-020-2008-3)で読める。(水戸部六美)
新型コロナ 中国全土の死者425人 感染者2万人超え(20/02/04)
新型コロナウイルスの感染がさらに広がり、中国本土の感染者は2万人を超えました。感染者が増えるペースが速まっています。
タイで新型肺炎の特効薬
タイ保健省は、新型コロナウイルスによる重症の肺炎患者にインフルエンザ治療薬とエイズウイルス治療薬を組み合わせて投与したところ、症状が改善したと発表しました。
タイ当局「抗エイズウイルス薬とインフルエンザ治療薬を混合して新型肺炎に投与した」「患者の体内から48時間以内にコロナウイルスが消えた」
治療にあたった医師によりますと、症状が改善したのは、10日にわたり症状が悪化し続けていた武漢からきた中国人旅行客の女性だということです。
タイでは、これまでに19人の新型肺炎患者が見つかっていますが、この治療方法がすべての患者に効くかどうか判断するのは時期尚早だとしています。
新型コロナ検査対象者を拡大 全国自治体に通知(20/02/04)
厚生労働省は新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる検査対象者の範囲を拡大しました。肺炎を発症していなくても検査の対象になります。
加藤厚労大臣:「地域の拡大と症状の要件の緩和をした結果として、対象の拡大を行うことにした」
これまで新型コロナウイルスの感染の疑いがあるとして検査の対象だったのは高熱などの症状がある肺炎患者で、中国・武漢に滞在していた感染者と接触があった人などに限られていました。しかし、この対象になっていない人でも感染が確認されたことから、範囲を広げることにしました。高熱やせきの症状があれば肺炎と診断されていなくても対象とするほか、2週間以内に湖北省に滞在していた人と接触があった場合も対象とするよう全国の自治体に通知したということです。
8000人超の医療関係者、武漢に支援 火神山病院の治療開始
2020-02-04 12:22 CRI
湖北省衛生健康委員会の統計によりますと、3日24時の時点で、湖北省では1万3522人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されています。現在までに1万990人が指定された病院で隔離治療を受けていて、そのうち、最も深刻な武漢市は6384人が感染しました。
2日午後8時時点で、国家衛生健康委員会や国家漢方医薬管理局、中国伝統医学科学院、29の省・自治区・直轄市と軍隊からの68の医療隊、合わせて8310人の医療関係者が湖北省入りし、現地の予防・抑制活動を支援しています。
また、10日間かけて建てられた武漢市火神山病院では3日夜に最初の新型肺炎の患者を受け入れました。
国家衛生健康委員会ハイレベル専門家チームのメンバーである李蘭娟氏は3日、「武漢市と各地から支援に来た医療関係者らが力を合わせて努力している。重症患者の治療を強化し、死亡率を減少するよう努めていく」と述べました。(藍、星)
香港で初の死者 武漢から戻り隔離中の39歳男性(20(20/02/04)
新型ウイルス感染 なぜ?武漢だけ致死率5%
2020年2月4日 16時09分新型肺炎 NHK
新型のコロナウイルスの感染拡大による中国での致死率は、感染が最も深刻な湖北省・武漢では5%近くになっている一方、それ以外の地域を見るとおよそ0.8%にとどまっていて、専門家は、「武漢では軽症の患者がカウントされておらず致死率は見かけ上高くなっているとみられる」と話しています。
中国の保健当局、国家衛生健康委員会は新型のコロナウイルスについて4日、患者の数が2万438人となり死亡した人はあわせて425人となったと発表しました。
中国の保健当局のデータをもとに新型のコロナウイルスの致死率を見ると、中国ではおよそ2.1%ですが、感染拡大が最も深刻な湖北省・武漢ではおよそ4.9%となっています。その一方で、武漢を除いた中国でみるとおよそ0.8%にとどまっています。
これについてWHO=世界保健機関で感染症対策を指揮した経験のある東北大学の押谷仁教授は「武漢では医療機関が混乱しているため軽症の患者がカウントされていなかったり、重症患者への治療が十分行えなかったりして、致死率が高くなっている可能性がある」としています。
その上で「今後は、毎年のインフルエンザの致死率に近い0.1%程度に近づいていくのかもしれない。ただ問題は、体力の低下した80代以上を中心に犠牲者が出るインフルエンザと異なり、今回のウイルスは、ウイルス性肺炎を引き起こす。比較的若い年代でも死亡している人がいるので、どのような人に命の危険がおよぶのか詳しい分析を急ぐ必要がある」と指摘しています。
また中国の保健当局が発表しているデータについて、症状のない感染者の数は含まれていないため正確な致死率については引き続き注視する必要があるとしています。
ワールド2020年2月4日 / 15:56 / 1時間前更新
[ソウル 4日 ロイター] - 韓国疾病予防対策センター(KCDC)は4日、タイを訪問した後、1月19日に帰国した42歳の韓国人女性から新型コロナウイルスが検出されたと発表した。タイを訪れた外国人観光客としては初の感染例となる。
KCDCの声明によると、女性は1月25日から寒気などの症状を訴えて治療を受けたが、2月2日まで症状が改善しなかった。全南大学病院で検査を受け、陽性であることが確認された。
一方、KCDCの声明は、この女性が中国を訪問した可能性を明確には否定していない。。新型肺炎で飲
食店ピンチ
𓉤箱コネマン𓁷@HAKOCONNEMAN·1時間
【速報】#新型コロナウイルス の亜種確認、人間間の感染で変化を起こして既成の検診機器をくぐり抜けると推測 上海パスツール研究所発表
‘Striking’ coronavirus mutations found in one family, scientists say
More work needed to determine impact of genetic changes on patients, according to researchers.
scmp.com
史爺@ck882538
新型コロナウイルス感染で、またも、安倍政権の甘い判断
クルーズ船の乗客、症状無しは帰宅させる。
人から人、3次感染が有るなかで、さらに、症状有る人が居るなかで、間違った判断
帰宅後、発症もあり得る
クルーズ船 症状ない乗客は下船し帰宅へ(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスに感染した客が乗っていたことがわかった大型のクルーズ船が、3日夜から横浜港沖に停泊している。厚生労働省によると、検疫で特段の症状がなかった乗客は、船を降りて帰宅してもらう方針。政府 - Yahoo!ニュース(日本テレビ系(NNN))
headlines.yahoo.co.jp
武漢市から来日の女性の感染確認と千葉県
2/4(火) 22:07配信
千葉県は4日、中国・武漢市から来日した30代女性が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。女性は1月21日に来日し、30日に発熱、肺炎と診断されて31日から千葉県内の病院に入院している。
毎日新聞ニュース@mainichijpnews·10分
「潜伏期間中も人に感染。致死率低い」北大グループ解明 高リスク者に対応を
北海道大の西浦博教授(理論疫学)は4日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、新型コロナウイルスの感染者の2人に1人が、発熱などの症状が出ていない潜伏期間中の感染者からうつされていたとする研究結果を発表した。一方、実際の致死率は0・3~0・6%程度にとどまるとも分析。「過度な封じ込め対策ではなく、一部の重症化した人に対する医療態勢の整備に注力すべきだ」と強調した。
西浦教授らの研究グループは、中国やベトナムなど各国が発表した感染者計52人のデータを基に、ある患者が発症後、うつされた別の患者が発症するまでの期間から解析した。
日本は新型ウイルスを「指定感染症」に指定し、都道府県知事が症状がある感染者に入院勧告できるようになるなど、感染者の封じ込め対策を進めている。ただ、発症前の感染者も人にうつすという研究成果が出たことで、西浦教授は「封じ込めは難しく、流行は避けられない」とみている。
多数のベッドが配置され、臨時病院に姿を変えた中国・武漢の複合施設=4日、AP
世界保健機関(WHO)は、新型ウイルスの致死率を2%程度としている。研究グループが中国・武漢から日本に帰国した人の感染割合などから推計すると、確認できている感染者は全体の9%程度にとどまっているとの結果が出た。それを利用して計算し直したところ、全感染者の致死率は0・3~0・6%で、2002~03年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の9・6%よりずっと低かった。
西浦教授は「健康な成人であれば、適切な治療を受ければ亡くなる人はほぼいないと考えられる致死率だ。基礎疾患があるなどリスクの高い人への対応が必要になってくる」と話した。【柳楽未来】
mainichi.jp
潜伏期間は現在のところ不明ですが、他のコロナウイルスの状況などから、最大14日程度と考えられています。