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【参院選後の動き】「石破辞めるな」運動の目的は〝高市早苗総理〟の断固阻止   2025/7/25 【追記予定】

2025年07月25日 13時41分48秒 | 政治
東スポWEB     2025/7/25

参院選で自公過半数割れを招き、辞任が不可避な情勢となっている石破茂首相にリベラル勢力を中心に「石破さん辞めないで」とエールが送られる事態となっている。タカ派政権ができるなら石破政権の方がマシという考えだが、野党側の弱腰姿勢も透けて見える――。

石破首相は23日、一部で報じられた辞任意向を否定し、政権続投に意欲を示したが、党内は石破おろしの風が吹き荒れ、総裁選レースの号砲が事実上鳴った。するとネット上で拡散しているのが「石破辞めるな」「KEEP ON」の声。立憲や共産、社民党の支援者を中心に呼び掛けられ、25日夜には東京・永田町の首相官邸前で「石破辞めるな 官邸前激励0725」と題したデモが開催される。呼びかけ人は「抗議でもほめ殺しでもなく、激励です」と趣旨を説明した。

社民党の福島瑞穂党首は23日の記者会見で「石破首相は辞任すべきだが、この10年で歴史修正主義ではない珍しい首相。苦しんで政策ができないのは自民党の負の歴史を背負わされているから。『石破辞めろ』と足を引っ張っている人は安倍派の人たちも多く、あなたたちのせいでこうなっている。笑止千万、ずうずうしい」と石破首相をフォローする場面があった。

「石破辞めるな」の声が上がった主要因は次期総裁に高市早苗元経済安保相が筆頭に挙がっていることだ。参院選に当選した社民党のラサール石井氏は選挙中からこう警鐘を鳴らしていた。

「高市さんの政策は参政党とほとんど一緒。連立政権を組むのは間違いない。次の衆院選、また参政党が伸びたら強硬な極右政権ができる。憲法が改正され、緊急事態条項が認められたら、(政権批判する)私みたいな人間は投獄される」。高市氏や旧安倍派の流れをくむ首相が誕生した暁には、〝安政の大獄〟ならぬ〝令和の大獄〟の事態が起きる危険性があると畏怖しているのだ。

一方で、今後の国会政局や選挙を見据えての思惑もある。「昨年の衆院選、都議選、参院選と自民党は大敗を喫し、自民党はボロボロ。石破首相が居座ってくれれば、少数与党で野党側の政策が通りやすい。野党が恐れているのは自民党の顔が変わって、支持率が回復して、解散総選挙にでも打って出られた場合です。参院選で自民党は大敗しても立憲や社民、共産は横ばいもしくは後退で、伸びていない。展望が開けないのは自民党もリベラル系野党も同様で、それなら石破首相のままでいてくれたほうがいいという話」(野党関係者)

石破首相は安倍政権時代に党内で批判を繰り返していたことで、リベラル系野党やその支援者の溜飲を下げてきた過去がある。ここに来て、恩返しとばかりに石破首相支持派はネット上で、石破おろしを叫ぶ自民党議員の過去の言動やスキャンダルを掘り起こし、援護射撃にも出ている。

孤立無援とみられた石破首相だが、思わぬ形で敵から塩を送られ、辞任圧力を跳ね返す起爆剤にするかもしれない。

「石破辞めるな」運動の目的は〝高市早苗総理〟の断固阻止 衆院選にらみ弱腰野党の一面も

立憲・小川淳也幹事長 現役世代の〝立憲スルー〟に危機感「大変深刻に受け止めている」

社民党・ラサール石井氏 水道橋博士と〝選挙トーク〟「当選してから知る事がたくさんありました」

村尾信尚氏 参院選・比例代表の党派別得票が示す民意で持論「4党連立が1番いいと思います」

テレ朝news    2025/7/25

自民党に復党して参議院選挙で当選した鈴木宗男氏。お礼のため、石破総理を訪ねました。

【画像】麻生元総理「石破自民党で選挙勝てない」“辞任促す”も…改めて“続投意向”示す

自民党 鈴木宗男氏

「会った瞬間から、凛としていましたから。総理は、一にも二にも国益と国民生活を守る、政治空白を作ってはいけないという強い信念を私は感じました」

話は、娘の貴子たかこ氏らが求めている退陣論にも及んだそうです。

鈴木宗男氏

「『民主主義ですから、いろんなご意見があっていいですね』と。総理は、それはもう淡々としていました」

ただ、石破総理の包囲網は、日に日に狭まっています。

23日に開かれた石破総理と総理経験者3人の会談。「出処進退の話は一切出ていない」と説明した石破総理ですが、実質的に辞任を促す発言が出ていたことが明らかになりました。

 

「最低限、党の分裂は避けないといけない。みんなの声を聞いたうえで、見通しを示すことが必要だ」

麻生太郎最高顧問

「石破自民党では、選挙に勝てないことが明らかになった。対応を考えなきゃいけない」

より厳しいことばを放った麻生氏。かつて、石破氏が弓を引いた相手です。

16年前、当時、石破総理は、農林水産大臣として麻生内閣に身を置きながら、都議選の大敗で一気に火が付いた“麻生降ろし”の先頭に立っていました。

要求したのは、いまの中堅・若手議員が求めているのと同じ『両院議員総会』の開催。結局、当時の執行部が開いたのは『両院議員懇談会』。総会とは異なり議決権がないため、不満の“ガス抜き”の場にしかなりませんでした。

ところが、その衆院選は大敗し、政権交代を引き起こします。

当時の石破総理は、執行部批判を繰り返しました。

石破農水大臣(2009年7月)

「党執行部が『両院議員総会開く、みんな集まってくれ』と度量があるべきだったと思います。そこで、『麻生おろしが始まったら心配』その気持ちはわかるけど、『みんな集まってくれ』、そういう度量が必要だったのでは」

そして、いま、石破総理は、総会を求める動きに先手を打つかのように『懇談会』の開催案内をすでに各議員に通知しています。

これで“石破おろし”の動きが、収束するとは到底考えられません。

24日午後8時過ぎ、石破総理が取材に応じました。

石破総理

「(Q.進退について)引き続き、全力を尽くして参りたい。私から以上です」

麻生元総理「石破自民党で選挙勝てない」“辞任促す”も…改めて“続投意向”示す【報道ステーション】(2025年7月24日)

2025/07/25

保守分裂に鶴保発言で「『お前が言うか』と…」と石破首相退陣論に口つぐむ自民和歌山県連

産経新聞  2025/7/25

参院選の大敗を受け、退陣不可避の状況となった石破茂首相(自民党総裁)に対し、党地方組織からの批判が相次ぐ中、保守分裂の影響で、党公認候補が落選した和歌山県連は、「自分たちはそれを言う立場ではない」(県連幹部)と、意見書の提出など目立った動きが出ていない状況だ。

参院選和歌山選挙区(改選数1)では公認候補の新人、二階伸康氏が自民を離党した世耕弘成元経産相から全面的な支援を受けた無所属新人の元有田市長、望月良男氏に敗北。県連会長の石田真敏元総務相は「保守分裂を避けることができなかった。それが原因で負けた」と会長職を辞する考えを示している。

しかも選挙期間中には地元選出の鶴保庸介参院議員が集会で「運のいいことに能登で地震があった」と失言、のちに撤回し陳謝したものの、党への明らかな逆風となった。複数の県連幹部は「(鶴保発言の)影響は明らか。今は『おまえが言うか』と言われる立場だ」と口をそろえた。

 


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