[8日 ロイター] - 米保健当局者は8日、国内で新型コロナウイルス感染者数が前週比約11%増加し、その大半がワクチン未接種者だったと発表した。米国ではインドで最初に確認された感染力の強い変異株「デルタ」が主流となっている。
米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、ここ数日で確認されたコロナ感染者の約93%が、ワクチン接種率40%以下の郡だったと指摘。さらに、ここ数カ月の暫定データは、新型コロナ感染症による死者の99.5%がワクチン未接種者だったことを示唆しているとし、「ワクチン接種率が低い地域では、感染者数と入院者数が増加している」と述べた。
米ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官を務めるジェフ・ザイエンツ氏はデルタ株について、若年層が感染した場合、他の変異株に比べ重症化する可能性があるとの研究を踏まえ、若者の間でのデルタ株感染に懸念を表明した。
東京の新規感染者822人 前週同曜日より162人増加(2021年7月9日)
9日に東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は822人でした。前の週の金曜日より162人増えました。 感染が確認されたのは、10歳未満から90代の822人です。
直近7日間の一日あたりの平均は687人で、前の週と比べて127.9%となりました。
年代別では20代が最も多い270人、次いで30代が157人、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者は26人でした。
重症の患者は前の日から2人増えて62人となりました。また、2人の死亡が確認されました。
日本国内のワクチン接種状況グラフ
日本国内でも2021年2月17日に始まった新型コロナのワクチン接種。これまでの接種回数や副反応の情報をまとめています。
日本国内 ワクチン接種 全人口に占める割合 NHK
日本国内全体でワクチン接種を受けた人が、全人口の何パーセントにあたるかを示したグラフです。「1回目の接種を終えた人の割合」「2回目の接種も終えた人の割合」をそれぞれ表示しています。(全人口には、ワクチン接種の対象年齢に満たない子どもも含みます)
(後略)
新規感染者 1都3県全て前週上回る 全国では3日連続で2000人超【新型コロナ】
7/9