【東京五輪】米陸上予選でワクチン接種者2人がコロナ陽性! 日本サイドの徹底対策も崩壊か
配信 東スポ
「安心・安全」は看板倒れか
全米陸上競技連盟(USATF)の東京五輪予選2日目(19日、オレゴン州)でワクチンを接種した選手と関係者の計2人が新型コロナウイルスの陽性反応を示したとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
同紙によると「屋外競技の試験を開始する前に、テストプロトコルで2人がCovid―19(新型コロナウイルス)陽性反応を示した。陽性となった2人は無症状でワクチン接種を受けていた」という。また「2人はすぐに隔離され、コンタクトトレーシング(接触歴追跡)が実施され、オリンピックトライアル参加者は影響を受けていなかった」と報じた。
USATFでは、東京五輪に参加するスタッフに対してワクチン接種を義務化した一方、選手は任意にすると発表。コロナ対策に自信を示していたが、くしくもワクチン接種が万能ではないことを証明した格好だ。
かねて医療関係者からも、ワクチン接種者がコロナにかかる可能性があり、万全ではないことが指摘されていた。これまで国際オリンピック委員会(IOC)や組織委員会は東京五輪の開催に向けてワクチン接種を対策の〝切り札〟として推奨してきたが万全な手段ではないことが露呈。いまだに開催を疑問視する声がある中、ますます反発が強まりそうだ。
日本と戦うフランス代表、東京五輪放棄も…招集拒否でチーム崩壊
だが、『Le Parisien』によれば、U-24フランス代表は東京五輪を放棄する可能性があるとのこと。
シルヴァン・リポル監督は6月30日までに本大会メンバー18人とリザーブ4人の選手リストを提示する必要がある。
だが、PSGやバイエルンなど多くのクラブが所属選手の派遣を拒否しており、代表チームが組めない状態に陥っているという(リヨンなどの一部クラブは派遣を容認)。
守護神候補だったGKイラン・メリエについてもリーズが派遣を拒否したが、五輪はFIFAの公式トーナメントではないため、クラブ側に派遣義務はない。
また、5月19日の時点で提出した50人のプレリストからしか選べないことも障壁になっている。フランスサッカー連盟はプレリスト外からも招集できるように働きかけているものの、まだ返答はないという。
よって、最悪の場合には出場を放棄しなければならない可能性もあるようだ。
2021/6/21 BBCのルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ東京特派員が選手村を訪れ、どのような感染対策がとられているのか取材した。↓
まあ、とても万全とは言えないことはこの動画だけで分かる。ジムはデルタ株陽性の選手が一人入るだけでひとたまりもなさそう。食堂も。これは個室でウーバーイーツ使いたい選手も多くなりそうだね。飲酒がしたいとかでなくても。
2021年06月21日16時35分 jiji.com
観客上限1万人、21日決定へ 菅首相譲らず、感染「第5波」兆候も
小池百合子東京都知事は冒頭で「(感染)状況に応じては無観客も検討する必要があると考えている」と述べた。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は感染拡大リスクを踏まえ、「無観客開催が望ましい」と組織委などに提言。国内の感染状況が悪化した場合の対応についても協議される見通し。また、7月23日に国立競技場で行う五輪開会式については、スポンサー招待客ら約1万人を合わせた2万人を入場させる方向で検討している。
会合には橋本聖子組織委会長、小池百合子東京都知事、丸川珠代五輪担当相、バッハIOC会長、パーソンズIPC会長が出席した。
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