この週末のNHKでは良い歌番組を楽しんだ。
ひとつはEテレ(教育テレビ)で放送された、佐野元春と漫画家・浦沢直樹による「僕らの“ボブ・ディラン”を探して」。
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2014-05-24/31/11448/
ボブのニューヨークでの聖地を訪ねる二人旅。
うらやましいくらい良い仕事しましたねー。
ボブ・ディランは時代とともに変化を続けてきたミュージシャンで、彼を神のように敬愛する人が今なお多い。
デビュー時の代表曲「風に吹かれて」
エレキギターに持ち替えての「Like a Rolling Stone」
冤罪に巻き込まれた黒人ボクサーを擁護するメッセージソング「ハリケーン」
クリスチャンとなりゴスペル色が強くなった『Slow Train Coming』etc. etc.


↑
入門者用にもご無沙汰にも最適な2枚組ベスト(2013最新リマスター盤)
それからウルフルズ出演の二つの番組「the cover」(月曜夜・BSプレミアム)と「THE SONGS」(土曜夜・総合テレビ)を
まとめて観る。
やっぱりウルフルズは良い。
「びんぼう'94」のファンキーさや観客みんなが口ずさめる「バンザイ」やノリノリの「ガッツだぜ」、
そして新曲の「ヒーロー」。 グッときてしまった。
これを聴くと男は誰もが(自分を含めて)改めて誰かのヒーローになりたいと思うのではないだろうか?
『誰かのために闘う人間は強い』という言葉は本当だろう。
「誰の為でもない」という白竜の歌がある。
誰の為でもない/白竜 (26th New Year Rock Festival(1998-1999))
「誰のためでもない、親のためでもない、自分のために走るのさ」
「誰のためでもない、国のためでもない、自分のために生きるのさ」というフレーズは
自分が変わるために走り始める大きな力となるだろう。
(もちろん、今でも好きな歌です)
ただ、多くの才能ある人も、独りきりのままではいつかは心が折れてしまうかもしれない。
最悪自ら死を選んでしまった人も見てきた。
夢を追って挫折して我に返った時、今度は自分を支えてくれた人のために生きる事だってアリだろう。
“誰も一人にはなりたくないんだ それが人生だ 分かるか” (尾崎豊「誕生」)
これはスタジオ録音よりライブバージョンのほうが音も良い。


↑
バンド活動再開のオリジナルアルバム『One Mind』(2014)に収録。
個人的には、ワーナーミュージック時代のアルバムはデザインがバンドらしくなかったと思う。
【余談】
ボブ・ディランとウルフルズに共通点はあるだろうか?
あります。
ディランもトータスもブルースハープを愛用している事。
それから、'60年代のアルバム『Bringing It All Back Home』に収録された
「サブタレニアン・ホームシック・ブルース(subterranean homesick blues)」の貴重な映像で、
ディランが歌詞内の単語をスケッチブックに書き込んで、紙芝居のようにペラペラとめくっていますが、
Bob Dylan - Subterranean Homesick Blues
これが「ええねん」(2003)のMVの元ネタになってます。
ひとつはEテレ(教育テレビ)で放送された、佐野元春と漫画家・浦沢直樹による「僕らの“ボブ・ディラン”を探して」。
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2014-05-24/31/11448/
ボブのニューヨークでの聖地を訪ねる二人旅。
うらやましいくらい良い仕事しましたねー。
ボブ・ディランは時代とともに変化を続けてきたミュージシャンで、彼を神のように敬愛する人が今なお多い。
デビュー時の代表曲「風に吹かれて」
エレキギターに持ち替えての「Like a Rolling Stone」
冤罪に巻き込まれた黒人ボクサーを擁護するメッセージソング「ハリケーン」
クリスチャンとなりゴスペル色が強くなった『Slow Train Coming』etc. etc.
↑
入門者用にもご無沙汰にも最適な2枚組ベスト(2013最新リマスター盤)
それからウルフルズ出演の二つの番組「the cover」(月曜夜・BSプレミアム)と「THE SONGS」(土曜夜・総合テレビ)を
まとめて観る。
やっぱりウルフルズは良い。
「びんぼう'94」のファンキーさや観客みんなが口ずさめる「バンザイ」やノリノリの「ガッツだぜ」、
そして新曲の「ヒーロー」。 グッときてしまった。
これを聴くと男は誰もが(自分を含めて)改めて誰かのヒーローになりたいと思うのではないだろうか?
『誰かのために闘う人間は強い』という言葉は本当だろう。
「誰の為でもない」という白竜の歌がある。
誰の為でもない/白竜 (26th New Year Rock Festival(1998-1999))
「誰のためでもない、親のためでもない、自分のために走るのさ」
「誰のためでもない、国のためでもない、自分のために生きるのさ」というフレーズは
自分が変わるために走り始める大きな力となるだろう。
(もちろん、今でも好きな歌です)
ただ、多くの才能ある人も、独りきりのままではいつかは心が折れてしまうかもしれない。
最悪自ら死を選んでしまった人も見てきた。
夢を追って挫折して我に返った時、今度は自分を支えてくれた人のために生きる事だってアリだろう。
“誰も一人にはなりたくないんだ それが人生だ 分かるか” (尾崎豊「誕生」)
これはスタジオ録音よりライブバージョンのほうが音も良い。
↑
バンド活動再開のオリジナルアルバム『One Mind』(2014)に収録。
個人的には、ワーナーミュージック時代のアルバムはデザインがバンドらしくなかったと思う。
【余談】
ボブ・ディランとウルフルズに共通点はあるだろうか?
あります。
ディランもトータスもブルースハープを愛用している事。
それから、'60年代のアルバム『Bringing It All Back Home』に収録された
「サブタレニアン・ホームシック・ブルース(subterranean homesick blues)」の貴重な映像で、
ディランが歌詞内の単語をスケッチブックに書き込んで、紙芝居のようにペラペラとめくっていますが、
Bob Dylan - Subterranean Homesick Blues
これが「ええねん」(2003)のMVの元ネタになってます。