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shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

冬の夕暮れに思う/「琥珀の夢」 (1977) by 谷村新司

2013-12-27 | 日記
作詞・作曲:谷村新司
編曲:青木望


いつもと同じ一日が いつものように過ぎた時
心の中を吹き抜ける冷たい風は何だろう
青い春 白い秋
季節の間(はざま)で
燃えつきた夏の日は琥珀の流木
あゝ首すじの色とともに
少年は男に姿変えてゆく

背中を濡らすひとすじの 熱い命のときめきに
少女はそっと指をかみ それから無口になってゆく
青い春 白い秋
季節の間(はざま)で
燃えつきた夏の日は琥珀の流木
あゝ黒髪の匂いとともに
少女は女に顔を変えてゆく

男と女になる前のほんのわずかの一瞬(ひととき)を
ゆらめく心でうけとめて二人はやがて巡りあう
青春のかがやきと
季節の間で
燃え尽きる若き日は琥珀の幻
あゝ美しき出逢いの様よ
あゝ美しき決別(わかれ)の様よ

オリジナルアルバム『黒い鷲』に収録(残念ながら、現在廃盤)


……胸が痛い。

このアルバムは、まだ谷村氏が20代の時にリリースされたものだが、アリスと対照的に内省的で渋いもので、
「天才秀才バカ」でネタになってたから軽い気持ちで聴いたら、あまりの重さに絶句した記憶がある。
これに比べたら、今のJ-POPは「中・高校生の学園祭」でしかない。

20歳になったら、これを聴くとよい……といっても、現在廃盤か。
そうだ、最新ベスト盤『ザ・ベスト 陽はまた昇る』(2016)に収録され、Amazonなどで購入可能です。


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