砂浜で戯れてる
焼けた肌の女の子達
おれは修理車を工場へ運んで渋滞の中
TVじゃ この国 豊かだと悩んでる
だけど おれの暮らしは何も変わらない
今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
意味もなく年老いてゆく
報われず 裏切られ
何ひとつ誇りを持てないまま
八月になるたびに
“広島-ヒロシマ”の名のもとに
平和を唱えるこの国
アジアに何を償ってきた
おれたちが組み立てた車が
アジアのどこかの街角で
焼かれるニュースを見た
今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
子供等の肩をうつ
飢えてゆく すさんでゆく
明日への希望など持てないまま
満たされぬ想い
このからまわりの怒り
八月の朝はひどく悲しすぎる
No winner, No loser, ゴール無き闘いに
疲れて あきらめて やがて痛みも麻痺して
Mad love. Desire. 狂気が発火する
暑さのせいさ
暑さのせいさ
Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
意味もなく年老いてゆく
報われず 裏切られ
何ひとつ誇りを持てないまま
八月の歌/浜田省吾 ≪歌詞≫ (1986年)
オリジナルアルバム『J.BOY』(1986 original ver.)に収録
「僕ら、広島に育っているでしょう。
広島ってマツダがあるんです。
人口の60%ぐらいはその自動車産業に携わっているんですよ。
そして車はどんどんアメリカや東南アジアに輸出されるわけですね。
で、広島でしょう。
原水禁と原水協というのがあって、毎年8月6日に広島の祈念式典をやるといつもグシャグシャなんです。
必ず被害者の立場で原爆を落とされた記念の街・広島から世界に平和を訴えようと、
それは悪いことじゃないけど、なんか違う視点で僕は育ってきたんです。
(中略)
あの主人公は、ほとんどの人のイメージでは、若い整備士のようなイメージでしょうけど、違うんですよ、
僕のイメージでは親父と同じぐらい年老いた整備士なんですよ。
それで、自分たちが戦後がむしゃらに働いてやってきたことは、なんだったんだろうというものなんです。」
TOKYO FM刊『浜田省吾事典』(1996)より抜粋
北海道新聞どうしんWebより
「終戦68年、平和祈り追悼式 首相、アジア加害明言せず」(2013.8.15)
“68回目の終戦記念日を迎えた15日、
政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。
2007年の第1次政権以来、2回目の参列となった安倍晋三首相は式辞で
「世界の恒久平和に貢献し、万人が心豊かに暮らせる世を実現するよう全力を尽くす」と述べた。
1994年の村山富市首相の式辞以降、歴代首相が触れてきたアジア諸国への加害と反省に
関しては明言しなかった。
「歴史に謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻む」との表現は盛り込まれたが、
安倍首相の歴史認識をめぐり、中国や韓国が反発を強めるのは必至。
例年ある「不戦の誓い」との文言も今回はなかった。”
そこで名言を。
“Wer aber vor der Vergangenheit die Augen verschließt,
(der)wird (am Ende) blind für die Gegenwart.
Wer sich der Unmenschlichkeit nicht erinnern will,
der wird wieder anfällig für neue Ansteckungsgefahren.”
Bundespräsident Richard von Weizsäcker, am 8. Mai 1985,Bonn.
「しかし、過去に目をつぶる者は、現在に対して盲目になります。
あの非人道性を思い出すまいとする人は、すぐまた新しい感染に罹りやすくなります。」
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー大統領(当時)
1985年5月8日 ボン・ドイツ連邦共和国国会にて
焼けた肌の女の子達
おれは修理車を工場へ運んで渋滞の中
TVじゃ この国 豊かだと悩んでる
だけど おれの暮らしは何も変わらない
今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
意味もなく年老いてゆく
報われず 裏切られ
何ひとつ誇りを持てないまま
八月になるたびに
“広島-ヒロシマ”の名のもとに
平和を唱えるこの国
アジアに何を償ってきた
おれたちが組み立てた車が
アジアのどこかの街角で
焼かれるニュースを見た
今日も Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
子供等の肩をうつ
飢えてゆく すさんでゆく
明日への希望など持てないまま
満たされぬ想い
このからまわりの怒り
八月の朝はひどく悲しすぎる
No winner, No loser, ゴール無き闘いに
疲れて あきらめて やがて痛みも麻痺して
Mad love. Desire. 狂気が発火する
暑さのせいさ
暑さのせいさ
Hard rain is fallin'
心に Hard rain is fallin'
意味もなく年老いてゆく
報われず 裏切られ
何ひとつ誇りを持てないまま
八月の歌/浜田省吾 ≪歌詞≫ (1986年)
オリジナルアルバム『J.BOY』(1986 original ver.)に収録
「僕ら、広島に育っているでしょう。
広島ってマツダがあるんです。
人口の60%ぐらいはその自動車産業に携わっているんですよ。
そして車はどんどんアメリカや東南アジアに輸出されるわけですね。
で、広島でしょう。
原水禁と原水協というのがあって、毎年8月6日に広島の祈念式典をやるといつもグシャグシャなんです。
必ず被害者の立場で原爆を落とされた記念の街・広島から世界に平和を訴えようと、
それは悪いことじゃないけど、なんか違う視点で僕は育ってきたんです。
(中略)
あの主人公は、ほとんどの人のイメージでは、若い整備士のようなイメージでしょうけど、違うんですよ、
僕のイメージでは親父と同じぐらい年老いた整備士なんですよ。
それで、自分たちが戦後がむしゃらに働いてやってきたことは、なんだったんだろうというものなんです。」
TOKYO FM刊『浜田省吾事典』(1996)より抜粋
北海道新聞どうしんWebより
「終戦68年、平和祈り追悼式 首相、アジア加害明言せず」(2013.8.15)
“68回目の終戦記念日を迎えた15日、
政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。
2007年の第1次政権以来、2回目の参列となった安倍晋三首相は式辞で
「世界の恒久平和に貢献し、万人が心豊かに暮らせる世を実現するよう全力を尽くす」と述べた。
1994年の村山富市首相の式辞以降、歴代首相が触れてきたアジア諸国への加害と反省に
関しては明言しなかった。
「歴史に謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻む」との表現は盛り込まれたが、
安倍首相の歴史認識をめぐり、中国や韓国が反発を強めるのは必至。
例年ある「不戦の誓い」との文言も今回はなかった。”
そこで名言を。
“Wer aber vor der Vergangenheit die Augen verschließt,
(der)wird (am Ende) blind für die Gegenwart.
Wer sich der Unmenschlichkeit nicht erinnern will,
der wird wieder anfällig für neue Ansteckungsgefahren.”
Bundespräsident Richard von Weizsäcker, am 8. Mai 1985,Bonn.
「しかし、過去に目をつぶる者は、現在に対して盲目になります。
あの非人道性を思い出すまいとする人は、すぐまた新しい感染に罹りやすくなります。」
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー大統領(当時)
1985年5月8日 ボン・ドイツ連邦共和国国会にて