生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

大阪城公園・自然観察

2021年12月21日 | 日記

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大阪城公園は今、商業化推進により、これまで維持されて来た都市公園の緑地機能の低下の危機に晒されているのではないか。

との認識のもと、大阪城公園事務所や大阪城公園パークセンターとのコミュニケーションの場を模索しています。

そして始めた大阪城公園の自然観察です。

個人の観察に、一緒に歩いて貰える人を呼びかけて、この日は6人で歩きました。

歩いたルートです。

森ノ宮口

・ここで、集合して、主旨説明を少しばかり行いました。

・花壇でキクの花に、ツマグロキンバエが来ていました。天気が良くて温かいためかな。

市民の森

・この森は、植栽された森なのでしょう。

・ケヤキの木に、カタツムリが這った跡が残っていました。雨の日の名残りかな。

・下草にヤブランが結構見られました。

・クマバチの巣だった穴のあいた枝が落ちていました。

・ケヤキの木のひこばえが見られました。生命力が強い様です。

・ツワブキは育てられているのでしょうか、それとも自然に広がっているのでしょうか。結構見られて、そして花にはオオハナアブが来ていました。

・広場に大きな石があって、ここに餌をおいている様で、野鳥撮影をしている人が、かなりおられました。

東外堀

・野鳥がたむろしていました。50羽くらいかな。

・堀にハシビロガモ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、オオバン、カルガモたちがいました。陸にはアオサギも。

・最近の野鳥は少なくなっている様で、野鳥を撮影している人が、その様に言われていました。この人によると、市民の森の野鳥撮影は、この日はアオバトで盛り上がっていたとか。4~5羽いたそうです。

階段下

・イロハモミジが、未だ綺麗に色付いていました。

・フェンスには蔓植物が、色々と絡んでいました。こうした植物も残しておいて貰うと良いと思いました。ヤマノイモ(ムカゴの見られた)、クズ、マメ科の鞘の捻じれて弾けた跡とか、面白かったです。

・イノコヅチの種がくっつき虫になっていました。

音楽堂の上

・階段の中間の高さに小道があって、ここは小鳥が見られる場所の様です。ただし、この日は、小鳥の姿は見られませんでした。

・変わりにと言っては変ですが、クモやユキムシが見られました。

・クズの葉っぱの形を観察しました。複葉の真ん中は左右対称ですが、両脇は非対称。光が良く当たる様な形になっている様です。

音楽堂の更に上

・階段を登り切って、林の様になっている場所に出ると、常緑樹が多い様だ。アラカシやクスノキの中にマツも生えていましたが、そのうちに淘汰されるのでしょうか。

・ここにもツワブキが結構、見られました。蕾、花、枯れた花、綿毛と、推移が見られました。

・枯れた桜の木に、サルノコシカケが見られました。

・この辺りで、セミが産卵した枯れ枝を発見ました。幼虫は出た後の様でした。

続きます。


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