生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

南港野鳥園

2019年05月15日 | 日記
夢洲の視察の後に、南港野鳥園に立寄りました。



観察舎です。



大阪南港周辺は昔は住吉浦という自然豊かな地であったそうです。

現在は人工干潟として多くの渡り鳥の飛来地となっていますが、この背景には、1983年に地元住民(南港の野鳥を守る会・1969年1月発足)の熱望が実り、当時埋立造成中であった湿地帯を野鳥園として開設するに至った歴史があった様です。

そのまま造成が完了していれば、この周辺に渡来していたシギ・チドリ類の居場所は、完全に消滅していた事になります。

現在、園内は12.8haの干潟と6.5haの緑地に分かれ、四季それぞれにさまざまな野鳥をはじめとする小動物などが多く観察できる様になっています。

観察舎から眺めた人工干潟です。

南池の方です。



シギたちが見られました。











北池の方です。



同じくシギたちが見られました。









北観察所からの景観です。



更にシギたちです。







この日の南港野鳥園での観察記録には次の鳥たちの記述がありました。

サンコウチョウ♂♀・キビタキ♂♀・アカハラ
センダイムシクイ・エゾムシクイ・メボソムシクイ
コサメビタキ・オオヨシキリ
コチドリ1羽・シロチドリ1羽・メダイチドリ16羽
ダイゼン5羽・アオアシシギ1羽・キアシシギ18羽
オオソリハシシギ1羽・チュウシャクシギ15羽
ハマシギ10羽・アカアシシギ1羽・ソリハシシギ2羽
トウネン99羽・キアシシギ18羽
ハヤブサ・コアジサシ

夢洲も、南港野鳥園の保全の様にできないものでしょうか。
コメント
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