強行採決

　このところの国会の空転が目立つ。そもそもの始まりは松岡農相の自殺もそうだが、その前にも安倍内閣の閣僚の不正と見られる問題があった。特に松岡農相は事務所の経費疑惑がある。どう見たって「ナントカ還元水」に年間５００万円の経費を使ったというのはおかしな話である。
　安倍総理は必死でかばって静かになってきたなという矢先に、事務所費の不明朗な支出に加えて、今度は農林水産省所管の「緑資源機構」の談合事件を巡っても、松岡農相が多額の献金を受け取っていたことが判明してきた。
　これらのことは”死者に鞭”とはいかないが、あくまでも国民が納得いく捜査をしてもらいたいものだ。自殺したからといって、ないがしろにしてはこの事件が闇の中に葬られ、うやむやにされかれない。同じような事件を繰り返さないためにも、ここは捜査の手を緩めることなく、公正に解決してもらいたいものだ。
　もう一つ。公的年金保険料の納付記録が正しく年金額に反映されていない記録漏れ問題がある。５０００万件と言う途方もない数字である。そもそも社会保険庁の怠慢で始まったものだと思うが、異常な件数である。
　これらのことを自由民主党と公明党の連立内閣が、数の圧倒的有利をもって、議論も十分になされていないのに、強行採決し、今国会の通過を図ろうとしている。与党が言う「年金不足分全額補償」だけでは簡単には片付かない。その資金はどうするとか、どういう形で補償するのか、と言うことすら議論されていないのだ。これでは国民は不安を隠せない。ただでさえ年金額が不足し、そのため年々年金額が減らされている有様だ。これ以上年金を減らされたんでは、将来大いに不安になってくる。
　あまりにも今の議員数に問題がありすぎる。いくら与党が圧倒的に有利だからといって、何もかも強行採決していたんでは、必ずや次の選挙でそのツケが廻ってくるのは明らかとなろう。

今日は風呂に入って・・・

　昨日買ってきた苗の植え替えをしようと思ったら、赤だまの小粒が少なくなっている。時間がだいぶ早いので、まだ店はやっていない。仕方がないのでフロッピーのフォーマットをしていたら、１０時近くになったので、バイクで買いに行った。
　赤玉と素焼きの５号鉢を買って帰ってきた。幸い雨は小降りで濡れずにすんだ。植え替え作業は全部で６鉢。１時間ぐらいして出来たが、その代わりベランダが汚れてしまった。土いじりをすると、どうしても汚れてしまう。こんなときはベランダに水道設備があれば…と思う。
　３時半近くからフォーマットの続き。枚数がかなりあるので飽きてしまったが、残り１０枚くらいのところで止めておいた。あまり根をつめてやると、また熱が上がってしまうかも知れないので用心した。
　今日は風呂に入ってさっぱりしたい。この間、３日間入らなくて、その後１回入って、それから昨日までまた３日も入っていない。「垢がついたって人間死にはしない」と言うけれど、やはり寝るときぐらいはさっぱりして寝たい。

横浜公園で開港記念バザー

　午前中に電気製品の無料回収が来るというので、いらなくなったパソコン一式を持っていってもらった。本体やらモニター、キーボード、アンプとコード類をいっぺんに出した。
　おかげで部屋の中がぐちゃぐちゃになっていたのが、だいぶ片付いた。後は大量にあるフロッピーディスクを何とか始末をしたいと思っている。もちろん１つずつフォーマットして、情報が残らないようにしてプラスチックのごみとして出すつもりだ。中には何年か前に勉強した時のものもあるので、それらは項目別に分類して、CDに焼いておこうと思う。その後これらも処分して行こうと思っている。
　今週の日曜日から土曜日まで、横浜球場周辺で開港記念バザーが行われている。今年で何回目かは知らないけれど、私の記憶では相当古くから行われている。横浜球場までバスで行ったが、普段の日とあってそれほどの混雑ではない。公園内では植木とか、鉢物が多く売られている。
　私も山野草を３鉢と、花の苗を同じく３本買った。女房は徳島の”わかめ”をざる１杯で５００円で買っていた。「どこに行ったってこんなに安くは買えない」と言っていた。
　帰りは大通公園にある安い店のコーヒーをまるでシャンゼリゼ大通りにいるような気分で飲みながら、何もかも忘れてぼけーとすごした。少し戻ると始発のバスが出ているところがあるので、そこから家に帰りました。

PCクラブの人

　このところ何も気乗りがしなくて、ブログまで休んでいた。どうも何事にもやる気をなくしている。こんな調子だから食欲までなくしてしまい、食事中にもため息をついて、しかられる始末だ。
　昨日も風呂に入る前に念のために熱を測ったら、３７．１度とまだ微熱が取れない。念のためお風呂は止めにした。
　朝起きたときに測ると平熱で、それでもどこかからだが重く感じる。１ヶ月前の調子はどこに行ったのか――。何を食べても美味しく食べられ、どんなに歩いても足は軽やかだったあの頃。
　昼から久しぶりに地区センターに顔を出したら、PCクラブの人がおり、どうしても教わりたいことがあるので、よろしくと言う。私は「私の分かる範囲で・・・」と言うことで、さっそくPCを見たが、どうも設定をいじくりすぎているようだ。いろいろと試したが、うまく行かない。
　自分のパソコンならば何とかしてしまうのだが、他人のパソコンを危険を犯してまではやらない。解決方法としては、工場出荷時の状態に戻せば直ると思うが、それには前もってバックアップとか、大事なものを保存してからの作業となるので、そこまでは頼まれても手は出さない。
　私は「買った所に持っていって直してもらったほうが良い」と助言した。パソコンが分からない超初心者が、やたらめったら設定をいじっては、調子が悪くなるのは分かりきっている。買ったときの状態で使っているのが、無難なのだが・・・。

退屈な１日

　午前中から雨が降り出した。１０時ちょっと過ぎに前の病院に行って診察をしてもらった。病院にいく前に測ったら３７．１度と夕べと変わりない。微熱がどこから来ているか分からないので、とりあえず風邪の総合薬と抗生物質がでた。
　この総合薬は、以前女房が医者にかかったときのものと同じで、袋に風邪薬と書いておいてくれれば、飲んだものを・・・。
　雨が降っているので、センターに行くのも億劫で、一日中家に居て過ごしたが、何もやる事がなく、退屈な１日であった。

安静にしていれば・・・

　昨日風呂に入る前に熱を測ったら、３７．３度あった。やはり風邪でも引いたかもしれない。用心のために風呂には入らなかった。枕元に体温計とポカリスエットをおき、氷枕をして寝たら、いい気持ちで目が覚めた。
　外はまだ暗かったが、熱を測るとやはり３７．１度と、そんなに高くはない。朝の食事前には平熱になっていた。昼に測っても同じく平熱で、このぶんなら２、３日安静にしていれば元通りになる。
　昼からバイクで地区センターに行ったが、やけに人が少なくて、人のやっている対局を１時間ばかり見てから家に帰ってきてしまった。
　パソコンも元通りとまでは行かないが、直ってきたので、インターネットはできなくなっているが、他のことは何でもできる。インターネットはノートパソコンで行い、資料作成はデスクトップを使うつもりでいる。
　古い１９インチのディスプレーを１７インチの液晶に変えた。そのおかげで机の周りがいくらかすっきりしたが、その代わり部屋の中には、古いパソコンが置かれているので、大変なことになっている。

何かが変だと・・・

　朝から半そでで過ごしていたが、夕飯が終わってから急に寒くなってきた。食事は普通に食べられるのだが、以前のように「美味しかった」が出てこない。そうかといって食事が対応しないわけではない。
　午前中に前の医院に行ったのだが、水曜日は担当が整形外科の先生だったので、診察は受けなかった。この次に行ったときは診察をしてもらおうと思う。人間の体なんて本当に弱いものだ。この間まであんなに調子がよかったものが、一瞬にしておかしくなる――おととしの６月がそうであった。３８度以上の熱が２０日も続き、本当に死んでしまうのかとも思ったくらいだ。
　こうなると、日ごろの健康の大事さが改めてわかる。今は別に寝込んでいるわけではないが、何かが変だと体のほうで感じているのである。
　家にいてもぼけてしまうので、人との接触を図りに地区センターへと出かけた。昨日は同じ階でダンスの会があり、それらしい格好をした人たちが大勢いたが、どうも私はいやだ。今日は囲碁将棋の愛好者だけだったから、邪魔されずにすんだ。囲碁のほうは水曜日は大会の日となっているので、将棋と同じくらいの人数が集まっていて盛況であった。
　私も５、６番指して早めに家に帰った。

体調がいま一か？

　この間から体の調子が今ひとつ良くないようで、１０日くらい前に夜中に全身汗びっしょりかいた。このときは眠さに勝てず、そのまま朝まで寝てしまったが、朝になっていやに体がだるいような気がした。しかし、これは夢の中の出来事だと思っていた。
　その後の「旧東海道を歩く会」で清水を歩いたときも、なぜか体が軽やかでない。歩き終わったときは、今まで出一番疲れたとも思った。
　そして昨日、夜８時ころからやけに寒くて、もう一枚重ね着をしなくてはならにほどに、体が震えだした。一枚足してちょうど良い温度となり、こんなときは早めに寝るのが一番とお風呂に入り、出てきてそのまま寝てしまった。
　やはり夜中に目が開いたような記憶がある。その時脇の下から背中にかけて、それこそ全身汗で体がぬれていたような気がした。それもはっきりしなくて、寝起きが悪い。
　暑すぎるのが原因なのかもしれないので、パジャマを薄手の物に替えてみてどうなのかを確かめたい。
　同時に痛めた胸の下から脇の下にかけて、まだ鈍痛のような鈍い痛みが走る。女房は医者に行ったほうがいいというが、これきしのことで医者に行ってはいられない。貼り薬でなんとか治してしまいたい。
　次から次と、悪いところが出てくるときは、きっと体力が落ちているか、体調が悪いときである。用心をして”早寝早起き”で、何とか元どおりに快復したいものだ。

清水漁港で本マグロ

　１９日（土）に「旧東海道を歩く会」で、興津（おきつ）より先を歩いた。興津に着いたのが９時半で、そこから西を目指して歩を進める。７２歳の女性２人に、約７０歳の男性１人と、合計７人で、本来ならばもう一人参加の予定であったが、急遽用事ができたために、この人数となった。
　家のほうを出かけるときは曇りで、歩くのにちょうど良いと思っていたが、沼津を過ぎた頃から降り出して来た。前回の「亀山宿」のときは相当降られてしまったが、今回の予報では「雨雲が通り過ぎれば、よい天気となる」との事だったので、安心していた。興津の駅に着いたときには、すでに雨は上がっており、少し歩いたら日が差してきた。同時に体温も上がってきたので、Tシャツになって歩いた。
　１時ごろになった昼食は、清水漁港にある安い食堂に行くこととなった。ここは地元の人が薦めてくれた店で、ネタが新鮮でしかも安いと評判だ。だが、その店は人がいっぱい並んでいる・・・。時間が無いので別の店に入ったが、ここも結構安く「マグロ丼６２０円、なまシラス丼６２０円、後は新鮮な生ものが載ったどんぶり物が同じく６２０円で食べられる。
　私が食べたのは今日の特選で「大トロ本マグロ、４カン１０００円」。横浜に帰ったら、食べる機会はなくなる・・・と思い、ちょうど食欲も低下していたので、これを注文した。
　皆はそれぞれ、いろいろな丼物を注文したが、私の本マグロを見たら、みんなが「失敗した――」と言った。
　それからしばらく頑張って「草薙」を過ぎ、次の「東静岡」に着いたのが５時半を廻っていた。いくら休憩が入ったとはいえ、延々と８時間も歩いたことに――。さすがに疲れて、全体がペースダウンした。

内科医を開業

　夕方ウォーキングから帰宅すると、メールBOXに２通ほどの郵便物が入っていた。その中に田舎の甥から「開院のご挨拶」の案内状が届いていた。
　その甥が３月末まで勤務した大学病院を辞め、内科医を開業するらしい。彼が小学校４年生の時、父親は目の前で亡くなっている。
　ちょうど私と同い年で、夏休みに私が田舎のほうに遊びに行って、御前崎のほうの料理屋でドンチャン騒ぎをし、かれは「南国土佐を後にして」を歌った。そのときの光景は今でも鮮明に覚えている。次の日、私は新幹線で横浜に帰って来て、その次の朝、会社で様態がおかしいと電話をもらい、急いで病院に直行して駆けつけたときには、病院のベッドの上で医師が懸命な心臓マッサージーと電気ショックをしていた。
　その様子を１０歳の少年は、どんな思いで見つめていただろうか？　死んでいく父親はベッドの上で涙を流し、また幼い兄妹も同じく涙を流している姿は、残酷そのものであった。彼はその時から、自分が大人になったらお父さんのような患者の、命を救えるような医者になりたいと決心したそうだ。
　心に誓っても、それを実現するには相当の努力をつんだことは紛れも無い事実。
高校も地元の県立高校（進学校）、塾にも予備校にも通うことも無く、母子家庭となって働く母親を助け、現役で医大に入学、何年か前に卒業し、医大の勤務医をしていたが、所帯を持ち、このたび開院の運びとなった。
　その病院のお披露目がこの土曜日、日曜日に行われるとの案内だった。天国に居る父親もさぞかし嬉しいことだろう。母親も自慢の息子に、苦労も報われていることだろう。
　何より本人が、地元に開院でき母親の面倒もみ、地元医療に携われることに喜びを感じていると思う。
　どうぞ患者の痛み（心の）を分かる医師であってほしい。
　本当に開院おめでとう！　心より祝福してやりたい。