Kと呼ばれる男

気楽に生きている男の日記・・・

そば猪口1個 9万5千円――

2007-05-04 18:47:59 | Weblog
 あー、疲れた。朝から友人の誘いで、平和島でやっている骨董市に行ってきた。規模はこの間の横浜の赤レンガ倉庫で行われたものより出店数が大分多い。どの店も地方から出店している店が多く、おのおの置かれている品物にも特徴がある。
 どの品物も古いものだが、あまりにも高すぎて私には手が出せないし、品物を鑑定する力も持ち合わせていないので、暫くは見る目を養い、自分の興味のある方向を見極めてからでないと、無理みたいだ。
 私の家に古い焼き物の人形があるが、本当に小さなもので2千円から3千円もする。それより少し大きなものだと1万2千円もしていた。いくら伊万里焼の人形で、数が少ないとはいえ、ちょっと考えてしまう。
 お皿にしたって、我々ではいつの時代のものか見当もつかない。江戸末期だとか、明治のものか、はたまた大正に入ってからのものだか、一向に分からない。5枚揃いのものは半端なものよりも高い。大抵は割れ物だから半端になってしまい、1まい3千円とか5千円という金額で処分してしまうみたいだ。
 そば猪口一つ取ってみたって、値段は高いもので9万5千円もしていたし、安いものは千円位からの物まである。まさか9万5千円も出してそば猪口1個を買う人はいないと思うのだが、実際は分からない。