fangle WORLD'S LIFETIME FITTINGS, GOODS & ORIGINAL ARTICLES
奈良でアンティークの家具・雑貨、古道具、オリジナルの鉄ものを扱うfangle。
 




【煙のように】
柴田元幸さんの朗読 と 内田輝さんの音楽 の セッション
2017. 04. 03<mon>   at  fangle
定員に達しましたので、ご予約の受付を締め切らせて頂いています。

いよいよ今度の月曜日は【煙のように】

「煙」は私たちfangleが大事にしているものの一つです。
そんな「煙」への私たちの想いを知らずして、
fangleでのイベントのタイトルに「煙」をつけてくれた ignition gallery の熊谷さん。
タイトルの所以を尋ねたところ、熊谷さんがお話してくれたのは
fangleでやると考えた時にぱっと思い浮かんだのが「火」だったという事。

「紙に書かれた小説は個体のようですが、
朗読をすると物語が紙から解放されて気体になるというイメージが前からありました。
朗読は、より開かれた形で、その場にいるみんなと物語を共有することができます。
それは音楽も同じだなと思いました。
声も音楽も煙も消えていってしまいますが、響きや空気はずっとその場や体の中に残っています。」
と熊谷さん。

fangle⇀火⇀煙⇀朗読(音)という結びつき。

過去のイベント gleam of Lifetime は然り、不可視光体-black Radiant- でも
火は大事なテーマでした。
そして火はいつも私たちに大事な事柄をもたらしてくれました。

「音は振動」という内田輝さん。
fangleの空間に、どんな響きや空気が煙のように充満するのか。

当日は柴田さん編集の文芸誌「MONKEY」
柴田さん翻訳のポール・オースター「冬の日誌」と「内面からの報告書」
も届きます。