うちの父は。
娘バカで。
娘に構って欲しくてたまらないらしい。
実家に帰ってくると、それがひしひしと感じるから。
照れくさいやら。
鬱陶しいやら。
嬉しいやら。
ナミには妹がいて。
身長・体重こそ違うけれど。
声と顔はそっくり。
だから、机に座って横向いてたら。
多分初対面の人は勘違いすると思うくらい。
ちなみに声は、相方以外はもう聞き分けるのは不可能なので。
親でさえ間違えます。
なんで相方以外は聞き取れるかって。
それは、相方だとナミの声は若干高くなるので。
(一応乙女ですからっ。←きもい
閑話休題。
最近父親が家に帰ってくるなり、机に座っている妹に向かって。
ナミ、ナミ。
と繰り返し呼ぶわけですよ。
呼ばれて飛び出てほほーいと振り向くと。
(何。
父親、妹の方向向いてます。
お父さん。。。ナミはこっち。
と恐る恐る言ってみると。
は?
という顔で振り向き、一瞬沈黙。
その後家族で爆笑。
どうやら、ナミの愛車フィールダーくんが家の車庫に停まっているのを見て。
久しぶりに帰ってきた娘の顔を見たかったらしく。
るんるんで家に入ってきて。
目に飛び込んできた母親と会話している妹の姿をナミを思い込んだ様子。
そんなにナミに会いたかったのか父よ。
笑われた父は恥ずかしそうで。
恥ずかしさのあまり何の用だったのか尋ねても、忘れてました。
ぷ。
男としてはちょっと問題があるし。
夫としても母はすごく苦労してることがあるから何とも言えない。
でも、父親としては素敵な父親だと思います。
娘の結婚式では、彼は号泣すると確信。
でも、彼氏ができてうっかり会わせると、積極的に仲良くしようとするので。
ちょっとうざいです。
そんな父親。
ちなみに相方は、茶髪で髪がふわふわしている時代に会わせたので。
お前の頭、おれがそってやるわあ。
と。相方の髪型に文句つけてました。
父よ…。
でも。
相方は数年前に父親を亡くしているので。
ちょっと嬉しそうだったのが救いでした。
でかした父。(笑