日々是好日!

日常の出来事など、とりとめもなく、気が向き次第ときどき、思いつくままに・・・。

2019 カミーノ デル ノルテ(北の道) 番外1

2019-07-11 16:38:13 | 2019 カミーノ デル サンティアゴ(北の道)
今年のカミーノ デル ノルテを歩いて、
いくつか気になる事など記して置きたいと思います。

「宿」



多くのペグリーノ(巡礼者)は、
アルベルゲ(巡礼者の宿泊施設)に泊まりながら、
旅を続けます。
アルベルゲには公的な運営のものと私的なものがあり、
費用も「お布施」から15€程度までそれぞれです。
施設も大部屋に2段ベッド、
ブランケットはあったり無かったり、
共同トイレにシャワー、
食事が用意されるところとされない所、
大きさもいろいろ、
定員も多少いろいろです。

アルベルゲに泊まりながらの旅は宿泊費は安くても、
寝具(シュラフザック)など荷物が多くなつたり、
プライバシーもない状態であつたり、
条件によつては定員オーバーもあるようです。

アルベルゲでは多くの国の人々との交歓があり、
その印象は忘れがたいものになるに違いありません。

それらを楽しむタフさがないため、
ペンション以上を選択して旅を続けました。

宿泊数 22泊
予約はBooking.com×19
エクスペディア×1
直接メール×2


7月7日(日)カミーノ デル ノルテ(北の道)42日目

2019-07-08 08:27:34 | 2019 カミーノ デル サンティアゴ(北の道)
雨の成田へ戻ってきました。

殺風景な空港です。

電車で羽田へ移動しようと地下駅へ降りて、
どの電車にどう切符を買って良いのか分からないので、
ボランティアに聞きました。

日本語は流石に通じます。
「JRより京成が早くて安い」と、
彼は親切に券売機に連れて行ってくれ、
やっと切符を購入してホームへ、

ホームで駅員に聞くとさらに階下とのこと、

切符には相互乗り入れのためか、
小さい券面にゴチャゴチャ記されていて、
これで羽田はOkですねと別の駅員に確認すると、
「スーパーなんちゃらは、
ホーム端の券売機でさらに購入の必要がある」と、
そこで歩きはじめたら駅員が追いかけてきて、
「この電車ならその切符で乗れます」

羽田で改札を出ようとするとストップ、
清算せよとの指示があり、
清算機に切符を入れると、
この清算は窓口にて清算するよう指示され、
改札の係員は計算機で計算してくれました。

何とも不思議なシステムです。
おおく説明は掲示されています、
そこには日本語、英語、中国語が記され、
きちんと端から端まで読めば分かるでしようが、
システムとすれば理解できません。

たかだか4週間の離日でボケが進んだようです。

オリンピックが心配です。

とんだグチてしたが、
旅はおわりました。
車窓からの山河は美しいです。




7月6日(土)カミーノ デル ノルテ(北の道)41日目

2019-07-06 05:46:27 | 2019 カミーノ デル サンティアゴ(北の道)
今回の旅に出て27日になります。
長いようで短い「歩く旅」でした。

サンティアゴのプラザ デ ガリシアで、
空港行きの一番のバスに乗りました。







空港の様子も土産物屋が増えたり、
少し変わっています。



マドリッド空港でもボカデージヨを食べて、
2食分を補給です。



S1の駐機は見えませんので、
S2駐機中の機体です。


7月5日(金)カミーノ デル ノルテ(北の道)40日目

2019-07-05 19:57:56 | 2019 カミーノ デル サンティアゴ(北の道)
カミーノ デル ノルテの歩く旅は、
一応きのうで終了したのですが、
今日はフィステーラまでバスで行ってきました。

巡礼者はコンポーステラへの参詣の後、
フィステーラまで行って、
身につけていたものを焼却するとか• • •。

今も歩く人はありますが、
バスで観光する人も多いわけです。





サンティアゴのバス駅です。





本来はチケット売り場で、
チケットを買わねばならないのに買っていず、
一台後のバスになってしまいました。



直行便で1時間ちよつとでフィステーラ着です。





フィステーラの街は半島の付け根の街です。

半島の先端まで3キロほどを歩きます。





途中でこの2人に会いました。
エストニアからだそうで、
あまり他の巡礼者が泊まらない宿で二回と、
歩いている間にと、
これで4回目の出逢いでした。



岬の先端の標識「モホン」には0.000とあります。



天気良く風もない大西洋が広がっていました。

ここで昼食を港のレストランで、





食べたのは、



シエルフィッシュのサラダと、



ツナのステーキでした。

おかげで夜は食べられません。

二年がかりのカミーノ デル ノルテ(北の道)とも、
お別れです。

このような機会を与えてくれた家族をはじめ、
すべての巡り合わせに感謝あるのみです。

7月4日(木)カミーノ デル ノルテ(北の道)39日目

2019-07-04 17:27:39 | 2019 カミーノ デル サンティアゴ(北の道)
朝からの上天気です。

ラバコーリャからサンティアゴ コンポステラまで、
10キロちょっとの短いコースです。



朝陽が眩しいです。



モンテ ゴゾのモニュメント



カテドラルの尖塔が見えるのは少し離れていて、
ワザワザそちらへは行きませんが、
巡礼者の姿があります。



ここには多くのアルベルゲが並んでいます。



サンティアゴに入るあたり、
洋の東西を問わずの「マジナイ」でしようか?



いよいよ市街です。



カテドラルはすぐそこです。



朝の オブラドイロ広場とカテドラルです。



すつかり外側の修復が済んで、
このような姿は5年目にして初めてです。





そのかわり、
内部は工事現場そのもので、
ミサなんかはどうしているのでしようか?



祭壇正面もこの様子です。

しかしサンティアゴさんにはしっかり抱きつき、
家内安寧を祈願しておきました。



地下のサンティアゴさんの墓所です。



外壁のサンティアゴ像



巡礼道の巡礼証明もいただきました。



オンダリビアから827キロ、
2018年と2019年の2年がかりです。



キンタナ広場の向かいが、



今日明日の宿舎です。

元修道院で部屋は簡素ですが、
今のホテルにない内部空間の大きさに惹かれます。





夕食前にカテドラルの周りを散歩しました。



いつもこの通路で、



バグパイプを奏でる人や、



階段を利用しての音楽の催しがありました。

夕食は、





野菜のクリームスープとポークのトマト煮でした。





メニューと食堂です。