今日はゴア・ガジャ遺跡にあるこちらの洞窟をご紹介したいと思います。
発見は1923年。
そもそも、ゴア・ガジャとは「象の洞窟」という意味なのですが、
象の居ないバリでなぜこの名がつけられたのかは、
はっきりわかっていないようです。
入り口が顔になっているのが不思議かつ面白いですねぇ。
この顔が何をモチーフにしているかには色々な説があるとのことですが、
ガイドブックやネットでざっと調べただけなので、
“「ランダ」というバリに伝わる魔女の顔を表している”という説しか
見つけることが出来ませんでした。
洞窟の中に祀られているリンガ・ヨニの石像。
リンガは男性器の象徴、ヨニ(ヨーニ)は女性器の象徴とのこと。
見えづらいですが、こちらに祀られているのはガネーシャ像。
ガネーシャというのはヒンドゥー教の神様で、
人間の身体(腕は4本)に像の頭を持つ不思議な姿をしています。
また、片方の牙が折れているのも特徴的。
ゴア・ガジャの名前はこのガネーシャ像に由来しているという説もあるようです。
こちらの洞窟、自然にあったものを利用しているのかと思いきや、
大きな岩(山の岩肌)をくり抜いて作られているとのこと。
洞窟としては決して大きなものではありませんが、
11世紀に作られたものだと考えると感心しきりです。
つづく。
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