no music no lifeというのは、タワーレコードのアレですが、ふとネットで検索してみた。タワーレコードの解説には、"音楽があることで気持ちや生活が豊かになる"というわかりやすい解説があります。
NO MUSIC, NO LIFE. はタワーレコードのコーポレート・ボイスです。
yahooの知恵袋で、お見事な解説をベストアンサーで見つけたので、紹介します。
「no life no music」は「音楽なしじゃ生きられない」という意味ですか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1212645842
eiparxeiさん
2007/9/211:14:10
1.「no A no B」は「AがなければBはない」ですが、「BであればAである」という意味でもあります。
ですから「no life no music」は「音楽があれば(そこには)人生(人の息吹き)がある」ということになります。
また「no music no life」は「人生があれば音楽がある」つまり「人の生活には音楽がつきものだ」ということです。
2.「no A no B」=「BであればAである」の説明
集合のベン図を描けばすぐに理解できます。
「A」という大きな円のなかに「B」という小さな円が包含されている図ができます。「円A」が無くなれば自ずと「円B」も存在しなくなりますね。「B」であるということは、「A」であることを「内包」しているということです。同時に「A」は「B」を「外延」しているのです。広辞苑などで調べても「内包」「外延」の意味は素人には理解できかねますが、大体こういう意味だと思ってもらえればいいとおもいます。
参考になれば幸いです。
この解説を読んで、アレ、と思うのは、タワーレコードが1996年から音楽そのものを応援することを目的に制作している「NO MUSIC, NO LIFE.」というキャンペーンが、音楽ファンにとっては(文法的には違ってるかもですが)「音楽なしじゃ生きられない」という「実感」として伝わっているという点なんですよね。私はとても質問者にも共感するところがあります。回答者の言葉を借りて論理的に説明するならば、生産者も消費者も同じ「人」の集合に「内包」される。ということでしょうか。