マイナー競技でスポンサー獲得！

どうやって　世界一マイナーな競技＝サンボでスポンサーが獲得できたのか？？






ＦＭさがみ「あるある産業情報」に出演したときの対談からピックアップします。


～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

Q：サンボという競技で、スポンサー獲得は大変だったのでは？


A:「たとえばマイナー競技で　スポンサー獲得するというのは、
「売りにくい商品をどうやって売るのか？」と発想は同じですよね？

だから　ものすごく困難は予想されたというか、周りに１００人い
たら　１００人とも　「そんなの無理な話だよ」言われました。
（そんな前例はないって…）

でも　そのビジネスモデル“マイナー競技でもスポンサー獲得できる
んだ”という前例を自分が作ることで　今後ぼくが　ベンチャーとして
資金集めに奔走する時のシミュレーションになると思ったのと、
「前例は自分で作ってやる！」って　ベンチャースピリット（起業精神）
に火がついたんです。」






Q：スポンサー探し　そのときは　世界一だったんですか？


A:「いえ、いえ、過去の実績として全日本のタイトルしかなくって　
しかも　スポンサー探しに奔走してる時は　全日本で負けてます
から…　全日本２位！（笑）
商品としても全く価値のない選手だったんですよ。（笑）」



Q:スポンサーは？

A:「ＢＯＯＫ　ＯＦＦです。　相模原の古淵に本社があります。」




Q：相模原の企業って言うのは、偶然？（結びつきはたまたまですか？）


A:「ああ、これは僕の戦略といいますか、「売りにくい商品をどうやって
売るのか？」の部分です。

ふつうスポーツで　企業とスポンサー契約するのは　メジャー競技です
よね？　　
メジャー競技は、認知も高く　テレビ等　メディアにたくさん出ますよね？　
その場合の広告戦略（マーケティング対象）は　全国、しかも不特定多数
をターゲットにしたものになります。


それで、我々マイナー競技が　その戦略と勝負しても　まったく価値が
見出せないないんですね。　


だから、そこの戦略を、つまり、広告のターゲットを、相模原エリアに、
もうちょっと広がっても神奈川県エリアに絞りこむことによって　
“サンボ世界一を目指す地元　相模原の佐々木選手を　地元相模原企業
「ＢＯＯＫ　ＯＦＦ」が応援している”という　図式をアピールできるので、
ピンポイントでしかも地域密着のゲリラ広告戦略が打てるわけです。

そうすれば、常識で考えても全く価値のないマイナー競技でも　
スポンサーが出資する価値が出るんじゃないかと考えたんです」　





Q:ああ～　なるほど！　よく考えましたね？


A:「これはマーケティング戦略なんです」と　ＢＯＯＫ　ＯＦＦ　の久保田
取締役を説きまくりました。　

「僕は、常にビジネスを意識してるんです」って…　　　
ただの　スポーツバカじゃないんですよ、、みたいな所から　説いていった
わけですよ。

そしたら　なかなか　おもしろいじゃないか、みたいな感じで…」　







Q：世界チャンピオン目指すと話された？


A:「もちろんです。これってビジネス（経営）とまったく同じだと思うん
ですが、　つまり、事業計画ですよ。今　自分の現状がここにあります。　
ぼくは、現在全日本２位です。　でも　４年で世界チャンピオンなります。
ここが目標です。

現地点では目標と現実にはギャップがありますが、　そのギャップを埋める
ためにこんな計画立てています。　と言ってビジネスで使う事業計画書と
同じ書式の「サンボ世界チャンピオンへの道　４年計画」の計画書を提出
しました。


それで、そのための達成手段はこれこれを選択しています。
で、この時期にかかるコストは　これくらいだから　このタイミングで資本
投入して下さい。みたいな感じで　ビジネス式のプレゼンで勝負したんですよ。


競技で目標を達成させるのも　ビジネスと同じなんです。って
そしたら　君はおもしろいヤツだな～　ＯＫだ！って」







Q：私からみた個人のプロ競技者って　大企業の従属のようなイメージ
なんですね

それに対して、佐々木さんの考えは対等ですよね。相手は企業さん、
こちらは個人だけれども　こちらには夢がある。企業さんにも夢がある。
そこでマッチングを図って　お互いメリットがありますよねって関係です
ね　ビジネスですね　これは…


A:「そうですね　ハイ！　まあ、メジャー競技の選手達は　エージェント
（代理人）と契約してまして　その人たちが　今ぼくが説明したこと、
つまり、マネジメントを代行するんです。

でも　我々マイナー競技は　その契約できるフィー、年棒ですか…　
契約できる金額なんて　例えばプロ野球選手なんかとは桁が違いますよね？

そしたら、代理人に払う報酬なんてどう考えても出てこないですよね。
じゃ　自分でマネジメントするしか道はなかったんです。
そしたら、自分を売り込むのもビジネス的になりますよ（笑）」






Q：何年くらいの契約だったんですか？


A:「４年契約です」








Q:じゃその４年契約の４年間で世界チャンピオンになったのですか？
でもふつうは計画でチャンピオンになるといっても　なかなかなれないです
よね？　　やはり、そこにはひたすらトレーニングを積み重ねたわけですか？


A:「ああ、なるほど。う～んそうですね　　例えば、成功ってどうすれば
手にすることができますか？　だれでも　やっぱり“努力だ”って言いま
すよね？　　でも努力って　二つの方向があると思うんですよね。　
ぼくは…　　　正しい努力　と　悪しき努力　です。
いくらがんばっても　努力の方向が正しくなければどんどん事態は悪化
するんです。

ただ　がんばればいいって風土ありますよね　まじめに一生懸命って…
でも、ほとんどの場合、そこには進む方向が抜けてるんですね　

“命を懸ける”ってスゴイんだ　って言いますけど、そんなことは自慢でも
なんでもなく、当たり前のことじゃないですか、つまり、前提条件なんです。
ないこと自体が本気じゃないだけで…　命懸けの気持ちがない方がふつう
じゃないんです。

大事なのは進む方向なんです。…戦略って部分です。
だから　いつも計画した通りに　自分の方向が向いてるのかを検証しな
がら、　　軌道修正小さく小さく打っていく。
戦略を地図にしながら、マネジメントで軌道修正を打つ！
こうやって、もともと計画していた　目標にたどり着いたのです。」






Q：もともと　ロシアの競技で　日本ではサンボ競技人口少ない。。
選手としても環境としてもハンディーがあるのに　よく本場選手相手に
勝てましたね？


A:「そこはね　流通業界にいた時の　競合店とどうやってシェアーを
分けていくのかという発想、つまり、競合対策がそのまま活用できた
んですよね。

例えば、同じ商圏内に自社も含めた競合、群雄割拠のサドンデス
状態にあるとします。　資本は大きい方が強いから　真っ向勝負だと
物理戦ですから、資本の小さい方が負けるに決まってます。

そしたら　自分の得意な分野で「オンリーワン」って言える部分ですが、
ビジネスでは差別化戦略といいますよね、そこを徹底的に掘り下げる
ことで、全体（総合戦力）でみたら大資本に劣るがこの部分（局地戦力）
だけは絶対負けないという部分が　俄然光り輝いてくるんですよ、　
「オンリーワン」って別に奇抜なことではなく、　　基本はキッチリ押さえて
（当たり前のことはキッチリこなす）確実に、自分の土俵で戦う
（自分の特長を色濃く出す）ことで　少ないシェアーでも　きちんと利益を
出せるわけなんですよね。


そういう発想で　サンボの戦略も進めたんです。　ロシア式のサンボスタイル
で戦うと、それは　も～真っ向勝負だから　とても　勝ち目ないわけですよ～。
だから　独自のスタイル（ユタカスペシャルという戦術パターンをいくつも作って）　
開発したわけです。


つまり、　自分の土俵で　戦えるように　戦えるように戦術を研究して　
そのシミュレーションをつくる。
そして、そのシミュレーションが妥当だと決断したら　常に、そういう戦い方
できるように　コンビネーションのドリルを徹底して繰り返すわけです。　

戦略で方向が決まれば　あとはマネジメントですから…
マネジメントって正しいことをトコトン繰り返すことですよね
マネジメントって机に座ってよく考えて…じゃなくて　もっと泥臭いもので
現場で正しいことをくり返すことなんです。

徹底的にくり返すことでそのコンビネーションが無意識に、条件反射できる
までドリルできたら、やっと試合で使えるようになります。
こんなトレーニングを積んで　試合に常にのぞんできたんです。

ぼくは、天才型の選手じゃなかったので感覚で戦えないから、よく考えて、
戦う方向を決めて　あらかじめ戦うパターンを選択して自分のスタイルを
作り上げてから徹底的に準備してきただけなんです」


なるほどね！　スポーツって経営なんですね
今日はどうもありがとうございました。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～



******************************************************　
ＦＡＴＯＦＦはダイエットではありません！



　　　　１、　自力で基礎代謝の回転を上げ、
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　２、　自分にとっての適性体脂肪を目指し、
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　３、　自分の生理リズムでコンディションを安定させる！


　１～３を身に付けるためのサービスです！



ＦＡＴＯＦＦ　ホームページ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.fatoff.jp/top.htm
******************************************************