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佐々木豊プレゼンツ:トップ1%を目指すあなたへ「体脂肪コントロール講座」&「稼げるトレーナー・コーチ養成講座」ブログ

大原選手の試合支配力を学びましょう(ケーススタディ)

2012年04月15日 | あなたもダイエットの天才になれる「体脂肪コントロール」

 

4月8日 東日本サンボ選手権 68kg級決勝

 http://www.youtube.com/watch?v=zyfSVeT2Uns&context=C4f48e0eADvjVQa1PpcFOLUaurGdY-7A5hraKT4doXHOt3Bt2fSfk=


 

 

 

 

 

▼ action 1

まずは 53秒! 大原選手(青)

この組手で この試合の主導権が決まりました

 

そうです この組手の瞬間試合が決まったのです

 

この組手のまま 上野選手(赤)は怖くて 58秒 投げを打ちます

(大原選手の組手が怖いから打った投げです)

 

▼  action 2

1分15秒 大原選手同じ組手でプレッシャー

そのまま 隅返し(巴かな)から 押さえ込みを狙うが 上野選手に

逃げられます(戦術上 ここでは 押さえ込めなくていいのです 笑)

 

 

▼  action 3

1分42秒 ここで 上野選手は作戦変更 組手を変えてきました

それに対応して 大原選手 飛行機投げ(肩車)を仕掛けるが無効

(戦術上 無効でいいんです)

 

 

▼  action 4

2分 赤の上野選手に 消極注意(パッシブ) 得点版に赤い点が

表示されます

 

2分7秒 大原選手得意の組手  

2分13秒 大原選手 かわず掛けを狙うが 上野選手 かわす

(上野選手 さすが! 大原選手をよく研究しています)

 

2分14秒 大原選手 すぐに作戦変更して ビクトル投げから

ヒザ十字固めを狙います

 

でも 上野選手もさすがです 大原選手の奥襟をしっかりキープ

してディフェンス~押さえ込みを狙います

膠着でスタンド

 

 

▼  action 5

2分33秒 上野選手が再度作戦変更 組手を変えました

その瞬間 大原選手の組手に対するカウンターの背負い投げ

上野選手が 腹から落ちたため 大原選手 1ポイント先取

(戦術上 この1ポイント投げでいいのです 背中から投げる

 必要はありません)

 

2分42秒 大原選手は 投げから寝技で主導権を取つつ

腕十字狙い

 

これは 上野選手のディフェンスがうまいのか?

大原選手の 十字コントロール技術が弱いのか?

 

大原選手の 十字コントロールが下手なんでしょうね 笑

(もっと 練習しなさい)

 

でも 戦術上 ここで十字固めを極める必要はありません

 

 

▼  action 5

3分15秒 大原選手 試合を制してる得意の組手でセットアップ

上野選手も さすがです 前半とは違う対応の仕方で すぐに

背負い投げで切り替えそうとします

でも 大原選手 ディフェンス

 

お互い 思考を十分に働かせた見応えのある攻防ですね~~

 

 

▼  action 6

3分36秒 大原選手 まさかのタックルで 上野選手の思考を

いったん混乱させディフェンスを遅らせます

そのまま 腹から落ちるテイクダウンで 1ポイント加算

 

マジで 素晴らしい試合のコントロール=支配力です

 

 

▼  action 7

4分 上野選手またまた 作戦変更 組み際の 大内刈りを

仕掛けます それを 大原選手 背負投げで対応

お互い 膠着

 

 

▼  action 8

4分22秒 大原選手 大内刈りから 巴からの足関節ねらい

膠着スタンド

(これ 場外際だから 大原選手がこの技をトライしてるのが

 分かりますか? 戦術上非常に重要な場面です

 どう見ても 大原選手が試合支配を超えて この場を支配

 出来てるでしょ? しかもリスクのある技は 場外際でトライ

 するリスク管理も完璧です)

 

 

▼  action 9

4分42秒 上野選手 試合を支配されて 為す術なく 

背負い投げをトライ  でも 無効!

 

試合を支配された 上野選手がミスを連発し始めます

 

 

▼  action 10

5分24秒 上野選手 左の一本背負いトライ ディフェンス

した大原選手 上から腕十字ねらい このまま膠着でスタンド

(この十字のスキルだけみたら やっぱり下手なんですが

 戦術上は これで十分なのです  2対0のスコアで勝ってる

 ので このまま時間が無駄に過ぎればいいわけですから)

 

 

▼  action 11

5分55秒 大原選手タックルをトライ(スコアを守るための

タックルであって ポイントを取りにいくタックルではありません

戦術上 正しい選択です)

しかし 上野選手このタックルにカウンターの投げを合わせよう

と試みますが 大原選手すぐさま この投げに対応して膠着

スタンド

 

この攻防すごいですね

両者の技術と反応速度の攻防! レベルが高いです

 

 

▼  action 12

6分4秒 大原選手 巴投げトライそのまま上になって試合終了!

(この投げも スコアを守るための投げです 戦術上投げる必要は

 ありません)

 

 

 

★★

いかがですか? ワンアクションごと 佐々木豊が解説してみました

 

全体的には終始試合を支配できた 大原選手の頭のよさが際立った

試合でした(今の状況と それに対して何をすべきか を常に自問

しながら 瞬時に判断し行動した結果の勝利です)

 

 

どう見ても 上野選手の方が フィジカルが上です パワーも腰の強さ

も 上野選手が大原選手を圧倒しているのがわかります

 

しかも 1つ1つの技の破壊力は 上野選手の方が上でした

 

でも 上野選手は 1点も取ることができませんでした

 

 

素晴らしい 大原選手の戦術を 何度もみて 勝つ! とはどういうことか?

勝ちを作っていくとはどういうことか? これを考えながらこの試合から学んで

ください

 

 

本当にすばらしいケーススタディです

 

 

 

 

 

 


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