UMA君のお部屋

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△六洞 ロクホラ谷遡行・無名谷下降

2015-09-13 12:47:07 | 沢登り
山行目的:沢を楽しむ

山行日:2015年9月13日(日)

天気:曇り

山行者:単独です。

CT:自宅4:20=駐車地5:20/5:34…ロクホラ谷入渓5:41…△六洞6:54…

駐車地7:51=自宅10:15



車は側道に入る手前のふくらみに駐車。

側道へ入っていきロクホラ谷入渓点に向かう。

途中無名谷がちらっと見えた。入口から続くナメ、期待できそうな谷だ。

道はすぐに草ボーボーとなり車で入っていくには躊躇する感じ、そして行止りとなる。

左手に山道が続いていて辿っていくと一軒の小屋、その先がロクホラ谷だった。

川底はナメで期待できるが結構藪、流れも細い、失敗したかな?と思った。


出てくる滝はすべて5m程。

階段状滝は左手から右手へ流心をまたいで登った。


これは流心を楽に。


二俣の左手は石室のようになっていて、中は雨が降っている。


一枚目変なのが写りこんで、二枚目はこの通り。

気味悪く消したけどあれはなんだったのだろう…。

本流は右の流れ、ミニゴルジュの先に滝。


ここは一段目を力ずくで体持ち上げて強行突破。

この先、二段滝、大岩が引っ掛かった滝、樋状の滝などがでてきたが





(岩小屋みたいな?)

どれも規模は小さかった。

最後は流れのない泥沢を登って直登…のはずが、

途中分岐を間違えたらしく尾根上へ。

わずかに踏み跡をたどって△六洞へ辿りついた。



(尾根に上がる手前にあったホウキタケ)

展望なし、ここまで一時間強で登ってきたので休憩もする必要なく

そのまま無名谷へ下って行った。

泥の斜面を立木の幹や枝を頼りに下ったが、

流れに降り立つあと5m程のところで掴んでいた枝がポキッと折れ泥斜面を滑り落ちた。

特に怪我もなく手が泥で汚れただけ、不幸中の幸いだ。

こちらの谷もナメ床があり、なんだかロクホラ谷より期待できそうな予感。

水量はこちらの方が多い感じ。

幾つか小滝を下りた先に、何かがある感じ。

落差のある滝の落ち口だった。

右岸側を懸垂下降しようかと思ったけど、

なんとか流れの左を下っていけそうなので下って行った。

下から見ると大きな滝、落差10mくらいだろうか。


滝の下はゴルジュでさらにまた大きな滝が待ち受けていた。




逆S字状の滝でこれも落差は10mくらいだろうか。

これは右岸側を慎重に下ったがチョットヒヤヒヤした。

道に出るまでにさらに、斜瀑とナメ滝、無名谷を堪能した。




規模は小さいのに谷なのにいい滝が凝縮された無名谷。

名前が付いてないなんてもったいない感じ。

尾の谷とセットで周回したならさらに充実感を得られそうだ。

下山してもまだ8時前だったのには驚き。

チョットドライブして帰路に就いた。

白川の谷にはまだまだ小粒だがおいしい谷がありそうな予感がする。